今回のテーマは、
「あなたにピッタリなクレジットカードを探すためのポイント」
クレジットカード、あなたは何枚くらい持っていますでしょうか。
わたしたちは2人あわせて15枚くらい保有していますが、やたらめったら枚数だけ多くても意味がありません。
「どのクレジットカードを何のために持つのか」を明確にして初めてカードは輝きを放つものになります。
さて今回は、どのクレジットカードを持てばよいのか、そのヒントになるようなお話をします。
もくじ
わたしたちが保有しているクレジットカードと今
- ANA(ソラチカ)カード
- JAL普通カード
- 楽天プレミアムカード
- dカードゴールド
- イオンセレクトカード
- ファミマTカード
- 三菱東京UFJ銀行のVISAカード(キャッシュカード)
- ヨドバシゴールドポイントカードプラス
- リクルートカード
- エネオスカード
- ルミネカード
- VIEWカード
- みずほ銀行のセゾンカード
- セゾンアメックスカード
- エポスカード
これらは今覚えている限りのわたしたちが保有するクレジットカードです。
一番最初のクレジットカードは、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行のクレジットカード。
会社に入社する際、提携先の銀行で給与振り込み口座を作ったときに、念のためクレジットカード機能つきのキャッシュカードにしただけのこと。
そして、それを10年間以上、何の疑いもなしに使ってきました。
基本的には2人とも現金主義だったので、そんなにはクレジット機能は使わなかったのですが、どうしても手元に資金がないときに使うという。
例えば大きな買い物をするときとか、分割払いにしたり、リボ払いにしたり、考えもなしに。
そして、クレジットカードポイントの存在なんてまったく意識せずに。
ポイントの有効期限なんて知るか。電子マネーにチャージしたときにポイントが貯まるかどうかなんて知らなかった。
どうせ大したものなんてもらえないないからどうでもいいって。
結果、何万ポイントも失効を迎えていたわけです。人生損してました。10年間以上も。
今は、財布のなかには現金5,000円しか入ってません。現金なんて1円も使いません(緊急時以外)。ATMもほとんど行きません。
すべてクレジットカードと電子マネーで支払っているから。それが、とてつもなくお得だから。
電子マネーも結局はクレジットカードに紐づいているので、クレジットカードを持っていることと同じなのです。

今じゃクレジットカード使いこなしてマイルが常に50,000マイルくらい貯まってるよんっ!嬉しいよね!

クレジットカードで何をしたいのか明確にする
クレジットカードで何をしたいのか。
支払いを1ヵ月遅らせたい、などの話ではありません。
例えば、
- 楽天ポイントをたっくさん貯めてオーディオシステムを買いたい!
- ポンタポイントをたっくさん貯めて旅行に行きたい!
- エポスポイントをたっくさん貯めて少し高い洋服を買いたい!
- ワオンポイントをたっくさん貯めてオシャレなインテリアを買いたい!
- マイルをたっくさん稼いで海外・国内旅行に行きたい!
など、夢のある話です。
最終到達地点を決めてあげることで、そのカードに価値が宿るのです。要は、貯めたいポイントをあらかじめ絞っておくことが大事だということ。
ただ緊急時の支払いにあてるだけ、ただ支払いを一ヵ月先延ばしにしたいだけ、ではクレジットカードの性能をすべて活かしきれていません。
わたしたちの場合は、ANAマイル・JALマイルをたっくさん貯めて、自由に沖縄やハワイに行ける権利を得たい!が最終到達地点。
クレジットカードを利用し続けるだけで、ハワイまでの航空券がタダになる。とても夢のある話ですよね。
だから、ANAカード・JALカードを持っているわけです。
あなたはクレジットカードを持つにあたって、最終到達地点をどこに設定しますか?


たとえば、ヨドバシポイントだってビックカメラポイントだってその一つだから、ポイント貯めれば欲しい家電が買えるってことだもんなあ。
どのカードが適しているのか、お得なのか、費用対効果が高いのかを考える
クレジットカードで何をしたいのか、が決まったら、次にどのカードを保有するかを決める。
上段の例で言えば、楽天ポイントを貯めるなら楽天カードだし、ポンタポイントを貯めるならリクルートカードだし、エポスポイントならエポスカードだし、ワオンポイントならイオンカード、ということになる。
それぞれのカードの一つ上のランクである、ゴールドカードを持ったほうがお得なのではないか、という考え方もあります。
ゴールドカードにすると、ほとんどのカードで年会費が大きくかかってきますが、ゴールドカードにすることで還元率が大幅にアップするものや、サービスがかなり充実するものもありますので、意識しておきたいところ。
まず、最低限意識したいことは、
- 年会費はどうか(ゼロ円か?初年度だけゼロ円?常にかかるのか?)
- 還元率はどうか(100円決済したら何ポイント戻ってくるのか?)
これだけは絶対確認するべきです。
当然、年会費が安くて還元率が高いカードのほうが費用対効果が良いということになります。
他にも付帯サービスがいろいろありますけど、いったん最初はこの二つを意識しましょう。

マイルを貯めたいならANA・JALカードというように絞られてくるから。で、そのなかから費用対効果の良いものを選べばイイ。

楽天カード1枚あれば、楽天市場も楽天トラベルも、その他の楽天グループ全部カバーできちゃうしさ。利用範囲がとっても広がってるんだ。
どこで・どのように使ったら一番効果的なのかを把握する
まずは、「どこで」について。どこで、は主に店舗があげられます。
たとえば、指定のファミレス・カラオケ店・ショピングモール・百貨店・ネットショッピング・居酒屋・レストラン・カフェ・公共料金の支払いなどなど。
それぞれのクレジットカードには提携している店舗があって、そこでクレジットカード決済すると商品やサービスが割引になったり、ポイントを多くもらえたりします。
たとえば、エポスカードはマイルなどで利用すると10%オフ!ですよね。
続いて、「どのように」について。
クレジットカードでそのまま決済するのか?それとも、クレジットカードから電子マネーにチャージして使うのか?それとも、ただ持っているだけ・見せるだけで効果が発動するものなのか?
クレジットカードのなかには、電子マネーにチャージできても、それではポイントが貯まらないものがあったりします。誤った使い方とは言いませんが、お得ではありません。
また、場合によっては、ポイントカードとクレジットカードを使い分ける必要もあります。
例えば、ファミリーマートでファミマTカードを利用しても、効率的にマイルは貯まりません。
JALカードをファミリーマートで利用すれば常にJALマイルが2倍貯まりますし、あわせてTポイントも貯められる。
ポイントの2重取りです。
など、これらの情報を把握することで、よりお得にポイントが貯まっていくのです。
ここまでくると、最初に持ちたいなと思っていたカードに加えて、あれも持ちたい、これも持ちたいという欲求が生まれるようになるはずです。


クレジットカードのポイントプログラムを見ておく
ポイントは1種だけ貯めれば十分!
という方は1枚のカードを徹底的に使えばイイと思うのですが、上段のようにあれも持ちたい、これも持ちたいとなって複数枚カードを持ってしまうとそうもいかない。
だから、持っているクレジットカードのポイントプログラムの内容を見て、ポイントが相互に交換できるか、も合わせて確認したいところ。
楽天ポイントは楽天市場や楽天トラベルなどの楽天グループにしか使えない?
確かにそうですが、他のポイントに交換してしまえば交換した先のサービスにポイントが使えるようになります。
例えば、ポンタポイントはdポイントに移行して使うことができるし、JALマイルに移行することもできる。
このように、ポイントプログラムは横でつながっていることが多いのです。
なので、何枚かのクレジットカードを持っておいて一番お得なところでそれぞれのポイントを貯めておいて、そこから一つのポイントに集約していく、ということもできますよね。


その他付帯するサービスを確認しておく
クレジットカードには、空港ラウンジが無料で使えたり、海外・国内旅行保険が自動でついていたり、ETCカードが無料で発行できたりと、付帯するサービスが他にたくさんあります。
カードのデザインが豊富だとか、家賃の支払いにあてられるとかもそう。
クレジットカードごとに異なるので、ぜひ得な情報をチェックしたうえで判断してください。


最後に
クレジットカードは、知れば知るほど複数枚持ってしまう可能性が高いです。
これまでにも話したとおりですが、それぞれの店舗・商品やサービスで一番お得に使えるクレジットカードがあるから。
しかしどうしても、お得を追い求めるとクレジットカードの力が分散してしまいがいちです。
要は、狙っているポイントが逆に貯まりにくくなる可能性だってあるということ。
なので、最初はどこかで持つ枚数をセーブしておいたほうが良いと思います。管理が大変ですから。
わたしたちは、そうならないようにマネーフォワードを導入してすべて管理しています。
でないと、どのクレジットカードにどのくらい支払いが貯まっているのか、どのくらいのポイントが貯まっているのかわからなくなってしまうから。
また、カードを同時期に発行しすぎたり、収入に見合わないくらいのカード枚数を発行しようとすると、クレジットカードから発行を拒否されてしまいます。これも要注意。
クレジットカードの利用履歴や発行履歴などは、すべてチェックされていますので、下手すると「こいつお金がないからこんなにクレジットカードを発行しようとしているのでは?」と勘違いされてしまいます。
一度拒否されてしまうと、クレジットカードヒストリー(クレヒス)に傷がついてしまい、次回発行するときの審査が通りにくくなったりします。
現に先日、あまりにたくさん持ちすぎて、View(ビュー)カードの発行を拒否されてしまいました。
一度拒否されたら、半年間は申請しないほうが良いですし、今あるクレジットカードを整理したりしなきゃなりません・・・
なので気を付けましょう。
- あなたにピッタリなクレジットカードを探すためのポイント
- 初心者向けクレジットカードを持つ理由とは
- ソラチカカード(ANAカード)を持つべきはどんな人?
- amazonを利用するならOkiDoki(オキドキ)ランドから
- OkiDoki(オキドキ)ボーナスポイントは忘れずにANAマイルに交換すること
- リクルートカードをオススメする理由
- エポス(EPOS)カードって、最強のサブカードだと思うのだが。ANAマイル・JALマイルを貯めるのに
- EPOS(エポス)カードをオススメする理由
- 楽天Edyへのチャージ、エポス(EPOS)カードがNO.1説。リクルートカードじゃないのか
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