今回のテーマは、
「電子マネーnanaco(ナナコ)を使って税金を支払うとお得に」
税金を支払うときって、こんな振込用紙がきますよね。バーコードがついていて、コンビニとかで支払える用紙。
これを何の疑いもなく現金で支払う人と、セブンイレブンでnanaco(ナナコ)を使って支払う人では、とても大きな差があります。
nanaco(ナナコ)は誰でも簡単に持てて、税金を支払うことができる、そしてポイントまで貯めることができてしまう唯一の電子マネー。
税金を現金で支払ってしまっている人は要注意。
今回は、nanacoで税金支払うと何がどうお得になるのかについてお話していきます。
もくじ
なんでnanaco(ナナコ)を使って支払うことがお得なの?

一般的には、電子マネーやクレジットカードを使って税金を支払うことはできません。よって、現金で支払うことしか頭に浮かなばないんですよね。
しかし、nanacoも電子マネーの一種でありながら、なんと税金の支払いに使えるんです。(公共料金の振り込みにも使えますので念のため)
電子マネーにクレジットカードからお金をチャージして、それで税金を支払うことができる。
わざわざ電子マネーを使って支払うのには2つ理由があります。
- クレジットカードから電子マネーにチャージするときにポイントが貯まる
- チャージした電子マネーで支払う時にポイントが貯まる
現金で支払ったらそれで終わり。ポイントも何も貯まりません。
税金の支払いも、このシステムを一部活用することができるのです。
「一部活用」と言ったのは、上記の理由①②のうち、税金支払いの場合は②は適用されないから。これは注意点としてあげられます。
なので、①で戻ってくるポイントのためにnanacoで支払うのです。


では、どのくらいポイントが戻ってくるの?
nanacoにチャージするクレジットカードの種類にもよりますが、だいたい0.5~1%くらい戻ってきます。このパーセンテージをなめちゃいけません。
たとえば、自宅を購入している人には、必ず毎年「固定資産税」がかかってくる。毎年お手元に届いてませんか?支払書類が。
車や400ccのバイクを乗っている人には、必ず毎年「車両税」がかかってくる。これもお手元に届いているはず。
その金額、どれくらいですか?今一度確認してみてください。
私たちも東京でマンションを購入していますが、3LDK・80㎡くらいで固定資産税を毎年12万円くらい支払っています。
つまり、クレジットカードを12万円分使って電子マネーにチャージして、それで税金を支払うということができる。
12万円の1%・1,200ポイント、または、0.5%・600ポイントが戻ってくるのです。
ちなみに私たちは投資不動産(ワンルームマンションやアパート1棟)もやっているので、実は毎年60万円の固定資産税を支払っています。
60万円の1%なら、戻ってくるポイントの額は約6,000ポイント、0.5%なら約3,000ポイント。
車も2,000ccのミニクーパーに乗っているので、車両税4万円の1%・400ポイント、または0.5%の200ポイント戻ってきます。
現金で支払っていたら、このポイントバックはありません。少しでもお得に税金を支払うとは、こういうことです。


そんなに大きなポイントが返ってくるわけじゃないから別に使わなくてもイイか?
確かに多少の手間はかかるかもしれませんが、断じてそんなことはありません。
キーになるのは、そのポイントの使い方。
たとえば年間5,000ポイント、税金の支払いでポイントが戻ってきたら、「日用品でも買っとこうかしら」くらいの考えに陥りがち。
全然それでも構わないんですけどね。なんか、、、現実的で夢がないというかなんというか。
なので私たちは、そのポイントをマイルに移行しています。あの飛行機のマイルです。タダで飛行機に乗れるやつ。
通常、マイルへの交換は保有しているポイントを半分にしてマイルに移行することができます。
要は、5,000ポイント保有していたら2,500マイルに交換できるということ。
たったの?たったのではありません。
たとえば東京~伊丹(大阪)までの航空券は、わずか12,000マイルくらいあれば往復できます、タダで。その6分の1の価値がある。
マイルはクレジットカードを使えば使うだけ貯まります。税金だけではありません。
日用品や食事代など、すべてをクレジットカードで支払えば、12,000マイルくらいあっという間です。
ちなみに、東京~沖縄の往復なら18,000マイル貯まればタダで航空券が手に入ります。ものすごく現実的。


どのクレジットカードでnanacoにチャージするのか
これがかなり重要です。なぜなら、クレジットカードの種類でポイントバックされる還元率は変わるから。
0.5%しか返ってこないカードもあれば、1%返ってくるカードもあれば。なんと、nanacoにチャージができるのに、ポイントバック対象にしてくれないカードもある。
キチっと理解していなければもったいないことになるので注意が必要。
たとえば、以前は楽天カードからnanacoへチャージすると楽天ポイントを貯めることができたのに、いきなり制度が変わって貯めることができなくなったり。
私たちが実際にnanacoチャージに使っているクレジットカードは「リクルートカード」。
このカードのイイところは、ザクっと言うと、
- 年会費永年無料だから安心
- 年会費無料なのに還元率1.2%を誇る
- Ponta(ポンタ)ポイントと連携しているから使いやすい
さらに、リクルートカード電子マネー「楽天Edy」にもチャージ可能でポイントが貯まる優れもの。
詳細はこちらもあわせてご覧ください。(注)2018年5月から月3万円までのチャージのポイント対象と改悪されています
他にももっとイイところがありますが、こんなところです。
年会費無料で1.2%のポイントバックがあるクレジットカードってめずらしいんですよ。
60万円分nanacoにチャージして税金を支払ったら、1.2%の7,200ポイント返ってくる。もしこの還元率が0.5%しかなかったら、3,000ポイントしか返ってこない。
現金で支払ったら何も戻ってこないので論外です。(注)2018年5月から月3万円までのチャージのポイント対象と改悪されています
【2018年5月追記】
ただし、赤文字で記載されているとおり、残念ながらリクルートカードのnanacoチャージが月30,000円までに制限されるという事態になりました。
とりあえず手持ちのカードでnanacoチャージできる、ファミマTカードで現在は代用中。ポイントバックの率が0.5%で悲しいことになっていますが、ゼロよりかはマシです。


最後に
nanacoは税金を支払える電子マネー最後の生き残りです。しばらく前は、イオングループの発行しているWAON(ワオン)でも支払えたようですけどね。
まずは、nanacoを発行してみましょう。年会費もかかりませんし、だれでもすぐに発行できますから。
イトーヨーカドーやセブンイレブンでも店員さんに頼めばすぐに発行できますし、スマホに電子マネー機能がついているのであれば、アプリをダウンロードしてデジタル版としてすぐに発行することもできます。(確か最初にいくらか現金チャージする必要があるかも)
そして、発行したnanacoにチャージするためのクレジットカードを選びましょう。年会費や還元率は非常に重要です。
初心者向けにクレジットカードの選び方について書いていますので、お時間ある方はお目通しください。
税金支払いは気分的にイヤなものです。でもこの支払い方を知っていると、少しはワクワクする気持ちになるかもしれませんね。
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