今回のテーマは、
「【結婚コラム】節約よりも大切なことがある」
一戸建てを茅ヶ崎に購入することになり、今後のお金の使い方にも敏感になってきた今日このごろ。
無駄な外食などを控えたり、今まで普通に買えていたものをちょっと我慢してみたり。
注文住宅も、建物だけで2,000万円くらいで建てることができると言えど、そんなにうまくいきません。
というのも、結局あーしたいこーしたいを盛り込んでいくと、どうしても費用がかさむかさむ。
特にキッチン・お風呂・トイレなどの水回り設備には合計で100万円くらいプラスしないと納得いくものは手に入りません。
そんななか、妻が言う。
「わたし、ネイルやってたけど、これからは控えようかな。」
「だって、キッチンやお風呂だって、少しでも理想のものに近づけたいし、毎月ネイル我慢すれば少しは足しになるでしょ。」
妻はとても美に気をつかっていて、プロモーションも肌の具合も、世代よりもはるかに若く見える。
それくらい昔からエステや化粧品などにこだわり、自己投資をして美しさを保ってきた。
でも、ネイルだけはやっていなかった。仕事で後輩の目もあるし、と。
夫であるわたしは、そういう消極的な考え方と正反対で、組織に従うのではなく、どんどんはみ出ていくタイプ。
「会社の優等生のあなたがネイルをやることに意味がある。そうしたら、後輩もそれを見て学ぶ。そうすることで後輩らの個性も光ってくるんじゃないのか。」
とずっと言い続けて、この1年くらいの間にネイルを始めたのだ。
妻の上司や先輩は、妻がネイルをしていることにさぞ驚いていたようです。
「あなたがネイルをしているなんて信じられない。でもステキだからいいじゃない。」と。
それから毎月爪のメンテナンスを欠かさなかった。もちろん毎月エステにも通っている。
エステが終わった後の肌はモチモチだしピカピカだ。
これがあるから今までもこれからもずっと美しさを保っていけると思っている。
そんな彼女の口から「ネイルやめよっかな。」
わたしは「辞めちゃダメだよ。自分を輝かせるための必要経費なんだから」
彼女は「でも、お金の工面だって楽じゃないし、やめようかと思ってるんだ」と。
確かにお金の工面は大変だし、お金がなければ何もできないわけで、ちょっとでも節約をしようと思うことはとても大切だ。
でも、妻の美に対するお金を節約してまでお金を貯めなければいけないのか。
少なくとも美の追求意識は、妻の美しさの源であるし、自分の自信につながっている部分であるとわたしは思う。
それを辞めるということは、自分を諦める、と同義に聞こえてならない。
と同時に、そこまで気をもませているこの状況に、本当に自分自身が腹立たしい。
月100万円の収入があったら、きっとこんな想いをさせずに済むのになって。ふがいない気持ちでいっぱいだ。
お金は二人で一緒になんとかすればイイ。
家を買ったからって、我慢しなくても今と同じように過ごせるようにしなくていけない。
だから、エステやネイルを削るべきではない。それが妻の毎月の楽しみであり、ずっと美しさを保てる秘訣なんだから。
節約よりも大切なことがある。
それはお金ではなく、自分自身であり、わたしたちの人生だ。
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