今回のテーマは、
「ファミリークローゼットのデザイン性と収納力に疑問。普通のクローゼットのほうが良い?!」
クローゼットをファミリークローゼットにして収納力を高め、空間をオシャレに彩りたいという方、きっと多いと思います💡
しかし、本当に収納力は高まっているのでしょうか。そして、ドアを開けっぱなしにできるほど、本当にオシャレになるのでしょうか。
最初はファミリークローゼットの設置を推していましたが、最近はわたしたちは路線変更し、やはり普通のクローゼットを置くことにしました😲
今回は、ファミリークローゼットの収納力や、そのオシャレさについてお話していきます。
前回のファミリークローゼットが必要ってお話は↓↓の記事をご覧ください👍
もくじ
もともとのファミリークローゼットのイメージ
もともとのファミリークローゼットのイメージは、上図のような雰囲気。
まるでアパレルショップのような空間、魅せる収納とはまさにこのこと✨
上図はわたしたちのオウチの2階の間取り。上が南・下が北で、縦長空間になっています。
赤枠がファミリークローゼットのスペースで6畳、緑の部分に造作棚を設置して、先ほどのオシャレな空間を演出✨
そして、寝室・サニタリースペース・ファミリークローゼットを隣接させて、ホテルライクな空間を実現しようと検討を進めていました。
そのためには、やはりオシャレなファミリークローゼットの存在はかかせない、という結論だったのです👍




お金が無限大にあるならできるだろうけどさ、予算が限られているなかではちょっと無理なんじゃないかなあ。
ホテルライクなサニタリースペースについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
こんなオシャレにできない可能性
造作にかける費用やレベル次第ですが、一般的に言えば、上図のようなファミリークローゼットが正直限界レベルなのではないでしょうか💦
上にはさらに物が置けるように一枚の板を張り、その下にハンガーをかけられるパイプを設置するだけ。
ここで問題になることは、まず服の色合い。
洋服にはいろいろな種類があるわけで、色もさまざまです😢
張る板の色・クロスの柄・照明などにこだわって、空間をいくら落ち着いた雰囲気にしたとしても、洋服の色がガチャガチャしていたら雰囲気が台無しになるのでは😰
もう一つ問題になるのは、洋服の下なのに置かれているクリアケースの存在💦
何がイヤなのか、それは生活感が激しく露出されてしまうということ😟
オシャレな空間というのは、可能な限り生活感を感じさせない空間、なのではないでしょうか。
もう一度、最初に出した写真を見てみると、洋服やバッグなどの色合い・形状、クリアケースではなく扉のついた棚になっていますよね。
要は、このレベルまで統一させないと、せっかく造ったファミリークローゼットも、魅せる収納にはまったくならないのです😢


せめて建具屋さんにお願いしなきゃだめでしょ。とてつもない費用が上乗せになるけど。


収納力もイマイチな可能性
ファミリークローゼットを断念する理由は、デザイン性だけではありません。
たとえば上図のような空間の収納力はいかがなものか。それなりに広い空間のはずなのに、洋服をかけれる量は壁一面のみ。
つまり、ファミリークローゼットとは、動き回れる通路を確保しなければならないため、思ったよりも収納力は高まらないという現実があります💡
下手したら、この通路の部分にまでクリアケースやモノを置いてしまったりして、納戸・倉庫のようになってしまうという💦


もはやファミリークローゼットは人に見せられるもんじゃないでしょ。


で、結局どうするの?
収納スペースについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
普通のクローゼットを配置してみると
だとしたら、ファミリークローゼットではなく、普通の扉付のクローゼットを両側にならべてしまっても良いのではないでしょうか。
もちろん多少追加費用はかかってくると思いますが、造作して結局微妙な仕上がりになってしまうよりかは、納得感も高いと思います💡
こうすれば洋服も見えないですし、通路部分もスッキリ・オシャレに魅せることができます。正面の壁に窓があれば採光・採風もできますし😊
クリアケースやその他のモノが、たくさんクローゼットのなかに置かれることになると思いますが、そういった生活感が出てしまうものも大量にしまえますよね。
また、寝室側の赤丸の位置に壁を打ち、そこに姿鏡を設置するなどの工夫をすることで、全身のチェックもできるようになります😊
さらに、この壁のおかげで、窓から寝室への視線を遮断することもできる。


デザイン性にこだわるなら、本当はクローゼットの扉は「ルーバー」タイプが望ましいけどね。費用が高すぎて無理っぽいけど。


寝室と隣接することで広々空間を確保
クローゼットスペースまで寝室と一体化され、さらに同じスペースの一角にあるワークスペースまでくっつけると、その広さはなんと15畳程度に。
わたしたちが思うホテルライクな雰囲気には、この開放感という要素も必要だと考えていたので、まさにピッタリ😲
既成概念や固定観念に捉われず、間取りや家具の配置を熟慮していけば、たかがクローゼットスペースでも、もっとオシャレにものにできるということですね✨




その費用をどこを調整して捻出するか、今考えている最中だよ・・・大変なんだから考えるの。
わたしたちの間取り最終版は↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
ファミリークローゼット案はなくなりましたが、逆にもっとオシャレに・スタイリッシュにできそうな感じになったと思いませんか?😲
そして、クリアケースなど今使っているものも、そのまま使えるので費用も浮いてラッキーです。
新しくタンスや収納棚を買って、あのスペースにはめるとなると、それだけでまた費用がかさんでしまいますからね💦
クローゼットは見せない・見られないスペース、という考えをちょっと変えて、ステキな空間を演出してあげてくださいね。
自慢できるクローゼットまわりに仕上がりますように💕
【更新しました】次のお話、収納スペースをたくさん造ったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】入居後の収納の仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍