今回のテーマは、
「ホテルライクな家にしたいなら寝室を中心とした間取りにこだわる」
「寝るだけだから寝室は6畳くらいでイイよ」
この発想は、自由設計が持ち味の注文住宅において、非常にもったいない😨
寝室からのつながりをしっかり頭を捻って考えれば、ステキなホテルライクな空間になるのに💦
今回は、わたしたちが頭を捻った、ホテルライクな空間の仕上げ方についてお話していきます。
実現可能なホテルライクの見本
上図を見て、「ここあそこじゃん!」と思った方はすごいです。
この写真、実は、沖縄のオクマプライベートビーチ&リゾートさんというホテルの一室「メインコテージDX」💡
一度泊まったことがあるのですが、一室一室が個人の家のようになっていて、こんなイメージにしたいなあとわたしたちは考えているのです😊

ちょっと場所は遠目だったけど、部屋はキレイだし独立してるし、それでいて高すぎないし。

沖縄旅行については↓↓の記事をご覧ください👍
ホテルライクの要素とは何か
こちらはホテルの実際の間取り図。広さは48㎡・14.5坪👍
部屋を構成している要素を分解してみると、ベッドとナイトテーブル・クローゼット・サニタリースペース・食器棚・バルコニー。
玄関は一戸建ての場合は寝室とは関係ないですし、テーブルとイスも別に用意があるかと思うので、いったんここでは置いておきます。
要は、これらの要素が、寝室の中・または寝室に隣接していれば、十分にホテルライクな空間を一戸建てでも味わうことができる、ということです😲




一戸建てのホテルライクな間取り
こちらはまだ検討中ですが、わたしたちの2階の間取り。パっと見ただけではわかりませんが、カタチは縦長になっている総2階の家です💡
上図で2階の要素を分解してみると、青色の寝室を中心に、赤色のサニタリースペースを隣接、緑色のファミリークローゼットを隣接、オレンジ色のバルコニーもテラスドアから行き来自由に😲
実は、2階は子ども部屋とワークスペース以外、すべてホテルライクの要素で造られているのです。
ホテルライクにするポイントは、すべての空間がつながっていること、そして、その空間だけで生活を完結させることができること👍
この間取りであれば、別に1階にわざわざ降りなくても大丈夫ですよね。食事は別の話ですよ?ホテルもそうですよね。
ちなみに、2階はバルコニー含め18坪程度だと思います。




土地や建物の大きさにもよるかもしれないし。
わたしたちの間取りの最終版は↓↓の記事をご覧ください👍
ホテルライク間取りの条件
上図のように、階段を真ん中のスペースに持ってくると、部屋が廊下などで分断されてしまう可能性があるので、ホテルライク間取りは実現しにくいです😨
寝室と同じ空間にサニタリースペースがないのも同様、ホテルライクな間取りは表現しにくい💦
ホテルの一室に、キッチンはありませんよね?でも困らないはず。トイレ・洗面・お風呂は、ないと困りますよね?それと同じです😢
ベッドとナイトテーブル・クローゼット・サニタリースペース・食器棚・バルコニーの5要素を、どこまで隣接させることができるか、間取り造りにぜひチャレンジしてみてください。






それはまた、おいおい考えていくことにしましょう。
考えたことは記事にしているので、シリーズ記事などからあわせてお読みください。
1点注意です。天井・壁・床・窓など、建物の構造に影響のある部分は、建築申請前に確定しておく必要があります💡
あとでこれやりたい・あれやりたいは、通らないこともあるので、早めに内装や家具など、どんどん検討を進めておくとスムーズですよ。
わたしたちもギリギリのタイミングで、「勾配天井にしよう」という案が出てきたくらいですからね👍




床・ドア・窓・巾木・廻り縁などのコーディネートについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
これは正解でもありませんし、家庭状況や予算によっても実現可能性は変わってくるでしょう😲
そもそもこういった雰囲気が好きでない方もいるはず。
実用性を取りたいということであれば、一般的な間取りにするに越したことはありません。
でも、わたしたちのように、「ロマンを感じたい方」はぜひやってみて欲しいです💕
オクマプライベートビーチ&リゾートへもご旅行されると、今回のお話も体感できると思いますよ。
ステキな間取りに仕上がりますように😊
【更新しました】次のお話、寝室の大きさについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】注文住宅入居後1ヵ月時点の寝室の仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍