今回のテーマは、
「注文住宅標準仕様の配線計画では理想の空間は造れない」
注文住宅の配線計画には失敗談も多く、特に神経を使って考え抜きたいところ。
わたしたちも間取りや建具などが決まっていくなか、いよいよ配線計画のベースが工務店さんから送られてきました💡
標準仕様ではこのくらい、というボリューム感で送られてきたのですが、やっぱり自分で考え抜かないとダメそうです💦
ということで今回は、実際に工務店さんから送られてきた配線計画と、それを見て感じたことについてお話します。
1階玄関の配線計画
まずは玄関まわりの照明計画から。
玄関ポーチにダウンライト1灯・玄関の土間上と廊下にダウンライト1灯・トイレにダウンライト1灯💡
玄関照明のスイッチは、点灯・消灯用に、玄関へ入った手前の壁とリビングドア手前に1つずつ。トイレ照明のスイッチは、トイレの壁に1つ。
ちなみにガレージは、好みに応じて相談ということになっていました。
インナーガレージになっているので、電動シャッタースイッチの場所も相談だそう。
コンセント計画は、廊下壁のど真ん中に1つとトイレに1つ💡
トイレはあくまでウォシュレット用ですね。また、ガレージにも作業用に1つ付いていました。
インターホンは、玄関ポーチのなか、扉のすぐそばに配置されていました😲
1階LDKの配線計画
LDKにはダウンライト3灯と、シーリングが3灯の配置💡
ダウンライトのスイッチはリビングドアを開けたところに、シーリングのスイッチは各所に近いところにある壁に設置。
上図の黄色が通常のコンセント、青色がレンジフード・食洗機・冷蔵庫・テレビ・エアコン用のコンセント。
通常のコンセントにテレビ用を足したとしても、約20畳ある空間に、たったの5つしかついていない状況です💦
また、お湯のリモコン板は、上図の一番奥・右上に配置されていました。
1階階段から2階廊下の配線計画
ストリップ階段の上にブラケットを2灯、2階廊下にはダウンライト2灯が配置されています💡
スイッチは、点灯・消灯用に、階段下・階段上・廊下終わりの3カ所。
また、廊下と寝室から出ることのできるインナーバルコニーの照明計画は、これも相談ということのようですね💦
2階サニタリースペースの配線計画
サニタリースペースに入ると、洗濯機の前にダウンライト1灯・洗面スペースの奥にダウンライト1灯・トイレにダウンライト1灯💡
洗面台の上を2.5畳分の勾配天井にしているのですが、そこの照明は相談だそうです。
また、お風呂は、ユニットバスのオプションで、ダウンライト4灯とブルーライトが設置される予定。
スイッチは、お風呂の前に2つ・トイレの前に1つ。
勾配天井の部分が相談であるため、スイッチの場所も未定ということなのでしょう😲
コンセントは、洗濯機用とウォシュレット用に1つずつと、洗面カウンター上両サイドに1つずつ💡
また、お風呂のドア上に、なんとブレーカーが配置されています💦
これはおそらくむき出しの状態になってしまうのか。
2階子ども部屋の配線計画
子ども部屋にはシーリングを1灯と、通常のコンセントが1つ💡
あとは、テレビコンセントとエアコンコンセントが、1つずつ配置されています。
2階寝室・ワークスペース・クローゼットスペースの配線計画
寝室にはダウンライト3灯・クローゼットスペースにはダウンライト2灯・ワークスペースにはシーリング1灯が配置されています💡
ここもサニタリースペースと同様、一部勾配天井にしているため、そのなかの照明計画は相談ということです。
コンセントは、ベッドの正面にテレビ用・角にエアコン用、通常コンセントをベッド脇とワークスペースに1つずつ💡
クローゼットスペースには1つもありません。
最後に
工務店さんから照明計画をいただいて、よくわかりました。
照明もコンセントも、どんな小さなこともでも、1つ1つに理屈をくっつけて、自分たちで1から考えたほうが良いということに😢
ハウスメーカー・工務店さんがいくら大手だって優秀だって、「お金払うからあとはよろしく」では、満足度の高いマイホームは建てられないということですね👍
ちなみに、わたしたちがお世話になっている工務店「ベストホーム茅ヶ崎」さんでは、照明穴を1つ増設するごとに取付工賃含めて約4,500円、コンセント1つ増設で約3,000円と言われています。
ということは、理想の計画に近づけるためには、配線計画オプションで10万円から15万円くらいをみておかねばならない😰
悔いのない配線計画を。迷ったら多めにつけておきましょう。
ステキな照明に仕上がりますように💕
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