今回のテーマは、
「造作棚をおしゃれに魅せるなら前垂れ・前壁を」
前回は、わたしたちの間取りを見ながら、どこに造作棚を設置しようかを考えてみました。
造作棚で気にするところって、カラーやどこに設置するかだけではありません。
ちょっとした工夫で、何倍にもおしゃれに魅せることのできる方法。それは、前垂れ・前支えを付けること。
今回は、造作棚の前垂れ・前支えについてお話していきたいと思います。
ただ造作棚を造るだけだとどうなるか
たとえば上図は、造作棚を1枚造って、そのうえに洗面ボウルを置いてある洗面所です。
造作ってイイですよね、オリジナルの個性が光るというか、既製品でなく自分たちだけのものという感じがあって。
でも、上図を見たときに、わたしたちはすごく違和感が残るわけです。
それは、「造作棚・板、薄すぎない?!」ということ。確かにおしゃれではあるんでけど、なんか薄っぺらいというかなんというか。
せっかくタイルやミラー、ボウルに水栓など、おしゃれなものを使っているのに、なんかその良さが半減してしまっているような気がして。
でも細かいことを何も言わずに、ハウスメーカー・工務店さんにお願いしちゃうと、これにしかなりません。
大工さんだって、板を1枚張ってと言われれば、これ以上になにもできませんもんね。


厚みのある造作棚のイメージ
上図は、造作棚に厚みをもたせている洗面台、先ほどの写真との違いはわかりますでしょうか。
厚みがあるほうがボリュームが大きく見えて、造作感がなくなり、ゴージャスに・エレガントに魅せることができるんです。
特に写真のような、ボウルを下に埋め込むアンダーボウル式の場合は、ボウルが下から見えてしまうので、できるだけ板を厚めにとりたい。
ボウルを上に乗せるオンボウル式の場合でも、ボウルの下に出ている排水・給水管を隠すという効果があるのでおすすめなんです。
それに厚めにとると、そこにタオル掛けなどを設置したりと、工夫もさまざま。


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造作棚・板を厚く見せるには
造作棚・板を厚く見せるためには、上図のように、前垂れを付けてあげればイイのです。
別にそのなかは空洞でもイイんですよ、だって洗面台を下からなんて覗く人なんて、なかなかいないんですから。
実は各メーカーが取り扱っている洗面カウンターだって、これとまったく同じことをやって、厚みをもたせているだけなんですよ。
わたしたちは、上図アイカさんのスタイリッシュカウンターを使った洗面台にするのですが、このアイカさんの洗面カウンターだって、厚みがあるように見えるのは、前垂れをつけているからなんです。
洗面カウンター下に何か置きたいなら、同じ原理で棚をもう1枚張ってあげればイイだけです。
上図は断面図なのでイマイチイメージが伝わらないかもしれませんが、正面から見ると、それぞれの棚・板が厚さをもっていることがわかるはず。
わたしたちのように、メーカーさんのカウンターを使ってしまうと、厚さは規格で決められてしまいますが、すべて造作で造るなら、厚さだって自分で決められる。
アイカさんと同じように60mm程度でもイイですし、100mmでも200mmでも問題ありません。
上図のように、洗面カウンターと2段目の板の厚さに変化をつけてもおしゃれです。
とにかく、洗面カウンターの厚さはある程度あったほうが、やっぱりおしゃれに見えるんですよ。
ここでは洗面台を例にとってお話しましたが、それだけではありません。
腰よりも低い位置にある造作棚・板なら、すべてに同じことが言えると思います。
たとえば、ちょっとしたテーブル・カウンター・学習机などなど。
大事なことは、「板を1枚付けてください」とだけ伝えるのではなく、「板を1枚付けて、さらに前垂れのような板を前面に〇mmで付けてください」と具体的に伝えること。
わたしたち施主のイメージは、思ったよりも全然相手方に伝わっていないものですから。


腰よりも上の造作棚には前支え
上段では前垂れについてでしたが、ここでは棚・板の前支えです。
上図はわたしたちの間取りですが、たとえばトイレの上部なんかに造作棚を設置する予定。
ここでも単純に1枚の板を張るだけでなく、前支えを付けてあげれば物も落ちにくいかなあと。
おしゃれというよりも実用性の面が強い話ですが、たとえば地震などの揺れで簡単に物が落ちてしてまっては、大変なことになりますもんね。
場所によってはこういった前支えを付けてあげると便利だと思いますよ。
特に目線よりも上にあるなら、前支えがある違和感なんて気付かないでしょうしね。


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最後に
造作棚・板を連発すれば、それだけ造作にかかる費用はかさみます。
だからこそいかに安く、大工さんの手間も少なく、オプション費用のかからない範囲での工夫を考えれるか。
結果的にわたしたちのお財布にも優しいわけですから、絶対考えたほうがイイですよ。
でも注意してほしいのは、棚・板を複数段にする際、上図のような可動棚にはしないこと。
可動棚はたしかに高さを替えれるので便利な分、レールが丸見えでデザインがイマイチすぎるという。
もともと隠すスペースに設置するならまだしも、スペース的に丸見えの部分にこんなレールまで丸見えだったら、違和感しか残りませんし、絶対後悔すると思います。
細かいところまでイメージを含らませ、効果的に・デザイン上もステキな造作棚・板を設置してくださいね。
造作も含めて、洗面台まわりをリフォームする方、結構多いみたいで。
ハウスメーカー・工務店さんの標準仕様の洗面台って、とにかくださくてださくて、すごくに汚れてしまいますしね。
これを機会に、リフォーム会社に相談してみるのもアリだと思いますよ。
上図のタウンライフさんではそういったことも、無料で一括見積もり依頼できますからすごく便利。活用してみてくださいね。
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