今回のテーマは、
「天井クロスは立ち上がり部分に注意。見切り材を付けることに」
注文住宅の内装、クロスを選択し工務店さんに伝えたところ、「そうかあ」と思うことが。
それは天井のクロスの張り合わせがうまくいかない、ということ😲
今回は、天井クロスの立ち上がり部分に見切り材が必要であることについて、お話していきたいと思います👍
本来クロスは入隅で区切るのが理想
天井に限らず壁でもそうなのですが、クロスは一般的に入隅で区切るのが普通。
入隅とはへっこんでいる角の部分で、上図で言えば上段のパターンですね。
逆に出っ張っているところを出隅と言って、もしこの上図下段のパターンになります。
もし出隅でクロスを区切ってしまうとどうなるのかというと、クロスがとってもはがれやすくなってしまうのです😢
だって、クロスがひとつなぎになっていませんからね💦
ただでさえ上図のように角がはがれやすいクロス。
それがもし、出隅で区切られてしまっていると、さらにペランペランはがれやすくなるわけです😢
上図はわたしたちが今住んでいるマンションの一部ですが、やはりオレンジ色の出隅の部分ではクロスが区切られていません😢
クロスが区切られているのは、赤色部分の入隅ということになります。
わたしたちのクロスの張り合わせ
クロスを入隅で区切るルールは、わたしたちの間取りだと、ちょっとめんどうなことになるんです。
というのも、上図黄色の部分が階段上の吹き抜け、そして寝室の高天井になっているから😲
上図は、問題のわたしたちのクロスの例。
天井からさらに立ち上がっている壁の部分、どのクロスを使いますか、ということなんです💦
出隅で区切らないというルールから言えば、低いほうの天井と同じクロスを使うしかないですよね😢
でも、天井のクロスをそのまま立ち上がりの部分に使うって、なんか違和感がありませんか?
わたしたちも同じで、それってなんか変だなあって。でもクロスを張り替えたいわけです💦
壁も天井も、上図のように同じクロス・デザインが無地のものであれば、問題ないんですけどね。
壁も低い天井も立ち上がり部分も、すべて同じクロスで統一してしまえばイイんだから。
でも、こだわるとなかなかそうもいかないわけなんです😨
リリカラクロスを選んだお話は↓↓の記事をご覧ください👍
出隅で切るなら見切り材があることが望ましい
見切り材と言っても本格的なものではなく、余っている木材を、装飾的に壁や天井に張ればイイだけのこと💡
上図のように、低い天井の角か、または立ちあがり部分の角に板を張るんです😊
これで入隅を作り出して、無理やりクロスの流れを断ち切るんですね。
もちろんタダ板を張るだけでは味気ないので、たとえば巾木や廻り縁なんかとセットにして、色も塗ってもらって、ですよ。
でないと、コーディネート上問題がありますから💦
吹き抜けがあるオウチなら、必ずこの現象は起きうるものです。
上図のようにすべて同じクロスでまとめる、ということであれば問題ないですが、クロスをバラバラに使う場合は要注意ですよ。
わたしたちはクロスがバラバラなので、上図のように天井に廻り縁のような板を張り付けて対応しようかと👍
3Dで見てない分、すごくイメージが湧きずらくて困りますね。
ややこしくならないように、間取りの工夫も一定程度は必要そうです💦
最終的にできた間取りは↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
板を張ると決めたものの、こればっかりは最終的にどう仕上がるのかは、できてからのお楽しみ。
もしこんな状況になってしまっても、いろいろと工夫の余地はあるはずです。
ハウスメーカー・工務店さんと、よくよく相談してくださいね💕
【更新しました】次のお話、アドヴァンさんへ始めた行ったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】入居後のクロス・タイルの仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍