今回のテーマは、
「【レビュー】フィリップスさんの『ヌードルメーカー』で美味しい生麺を作る方法?!」
最近、今さらながら購入したヌードルメーカー。生パスタとか自分たちで作って食べたくてね💡
でも・・・本当に美味しいと感じる生麺を作るには、コツがいるんですよ。。。
今回は、フィリップスさんの「ヌードルメーカー」で美味しい生麺を作る方法について、お話していきたいと思います👍
説明書やレシピどおりだといまいち
上の商品が、わたしたちが使っているヌードルメーカーね。フィリップスさんのもの。
フィリップスさんって、ヌードルメーカーなんて出してたのね、ビックリでしたよ知ったとき💦
さて・・・このヌードルメーカーのウリは・・・説明書やレシピどおりにやれば、たったの10分で美味しい生麺ができちゃうってこと😲
本当にできるの❓レストランとかで出てくるくらい美味しい、たとえば生パスタなんかができちゃうって❓
確かに・・・10分でできるんです・・・できる・・・けど・・・それが美味しいかどうかはまた別です、わたしたちは・・・いまいちに感じた。
申し訳ないけど、価格に見合わない麺だなあと・・・あやうく機器自体がお蔵入りするところだったもん😢
いまいちに感じた理由は、弾力が弱い、そしてのどごしがモサモサ、この2点にあると思う💦
本来の麺製法の原理を考えてみる
味がいまいちな理由は、麺の製法を考えるとわかりやすいかも。
そばであればうどんであれ、パスタであれなんであれ、まず麺って粉からこねますよね。そしてのばして切る。
シンプルな作業なんだけど、麺のコシを生むためにはこれが一番大事なはず。
機械とは言えど、それを10分で済ませようなんて・・・そもそも無理なんじゃなかろうか、ってことに気付いたのです😲
ほら、うどん生地をのばすときに足で踏んでる姿とか、テレビとかで見たことありませんか❓
パスタだって製麺機を使うにしろ、2つ折りにして伸ばしてまた2つ折りにして伸ばして、みたいに麺に力を加えるんですよ。
それだけ力を入れる必要があるし、本来は時間や手間がかかるはずなのです。
何が言いたいかって・・・それをそのまま機械にやらせればイイんですよ😲
ヌードルメーカーで美味しい生麺を作る方法
で、これなら美味しいって言い張れる生麺、ここでは生パスタができあがるまでについて。
あらかじめその方法の答えを言ってしまえば、こねを3~5倍・製麺を3倍~5倍すること、です😲
上図は、これから粉をこねていきますってところ。
パスタのレシピは、強力粉と薄力粉なんですけど、わたしたちはいつもデュラムセモリナ粉を使ってます💡
だから粉が黄色っぽいんですね、たぶんそのほうがコシも強く出るんじゃないかな。
スタートする前に、コシをだすためのこね時間を設定。最初からMAXの8分。
スタートしたら、あらかじめ混ぜ合わせた水分を入れていきます。
一気に入れちゃうと、粉全体にまんべんなく水分がいきわたりにくいから、少しずつ少しずつ、2分くらいかけて入れてますよ💡
たまにフタを開けて、羽の上でダマになっちゃってる粉を落としてあげます。
そのままにしておくと、どんどんこの上に積もっていっちゃうもんだから💦
で、1回目のこね、終了。
そのまま放っておくと、麺が自動で作られちゃうので、一度電源ボタンを押して電源を切ります😲
そうそう、中の粉は固まりません、もっとボールみたいになるかと思いきや、このくらいのそぼろ感が正しいみたい。
水分が多すぎると、麺として出すときにくっついちゃうんですよね💦
もし水分が多いなとか少ないなって感じたときは、途中から粉を入れたり水を入れたりで、調整していきます。
で、また電源を入れて、こねを8分に設定しリスタート。
これが2回目ですが、最終的に3回~5回この工程を繰り返します💦
上図が、2回目のこねが終わるころの様子。
上図が、3回目のこねが終わるころの様子。
上図が、4回目のこねが終わるころの様子。
数回作ってみて、3回くらいのこねでもイイかなって思ったんだけど、たまたま今回は、5回くらいやるとどうなるのかなってことで、5回までこねました。
で上図が最後、5回目のこねが終わるころの様子。
粉がどんどんサラッサラになっていくんですよ、見ているだけでも地味に楽しい✨
さて、ここまでが手作業で言えば、水分を混ぜてボール状にするまでこねたところ。じっくり時間をかけました😊
ここからが、ようやく製麺です。手作業で言えば、圧を加えて伸ばして折ってを繰り返すシーン。
それを機械でやると、そぼろ状の粉が圧力を加えられて麺になって出てくる、って仕組みに置き換えられるわけ💡
機器の電源は1作業ごとに切って、追加製麺ボタンを押せばイイと思いますよ。
で上図、まだ1回目の製麺では、上図のように短めにブツブツカットしていきます。
この段階でもかなり麺はしっかりしているんですけどね・・・でも妥協せず👍
全部出し終わったら、上図のように麺のまま戻す😨
そしてまた出す、これを5セット繰り返すわけです😲
製麺される出口部分に記事が集まらないときは、手やスプーンで生地を出口まわりに集めてあげてください。
そうするとスムーズに出てくるようになります👍
ほら、2回目の製麺ですでに、麺がつややかになり始めてる✨
5回目まで一気にとびます、麺がなめらかな感じしません😲❓
薄力粉でも強力粉でもイイので、打ち粉を薄くまぶします。
見た目からしてすでに・・・弾力がありそう💕
5回こねて5回製麺したものですからね、10分で作ったものとは・・・当然非にならないでしょ👍
そうそう、麺がしっかりしているとは言っても、ゆで時間までは変わりませんからね。
この日は、デミグラスソースを使った手作りミートソースを絡めていただきました。
この味・・・もう・・・レストランか、弾力とのどごし、ともに素晴らしすぎる・・・😨
もはや家で食べれる生パスタの域を超えてるって夫婦の正直な感想・・・食べた人にしかきっとわからない。
嘘偽りなく美味しいから、絶対にチャレンジしてみて欲しいなって思う。時間は当然かかるんだけど、それに見合う美味しさのはず✨
ちなみに要する時間は、3回まわしで1時間かからないくらい、5回まわしで1時間30分くらいかな💦
それにしても、上のようなパスタ専用皿がないことが本当に悔やまれる・・・もっと美味しそうに見えたはずなのに残念💦
ラーメン鉢もそうだけど、パスタ皿もお気に入りのもの探そうっと・・・
最後に
ということで、フィリップスさんの「ヌードルメーカー」で美味しい生麺を作る方法についてお話しました。
数回試行錯誤してみた結果、まとめてみると、
- 麺の弾力・コシはこねの時間に比例
- 滑らかな食感やツルっとしたのどごしは製麺の回数に比例
すると思われます。
たとえば、3回こねて1回の製麺で終わらすと・・・麺に弾力は感じられるけどモサっとした口あたり・・・なんですよ💦
手作業と同じ工程を機械でこなす、それをしっかり理解すること。うどんもそばもらーめんも、この原則は変わりません💡
そうそうフィリップスさんのヌードルメーカーって、以前は3万円とか4万円とかしたんですって😨
それが一時期は6,000円程度まで値下がりし、今は安くて10,000円くらい、高いと15,000円くらいかしら。
2014年製ですからね・・・それが今もなお売られていて、さらに売れているとは驚き。ニーズがあまりなく、後続する商品が現れないのかね。
うん、誰もが感じたとおり、確かに古いんだけど・・・工夫すればすっごい使えると思う😲
最高の麺を作ってください💕
【更新しました】次もフィリップスさんの「ヌードルメーカー」についてです💡
【更新しました】この話の続編がアップされました💡
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