今回のテーマは、
「ハワイ結婚式のチップ。誰にいついくら渡すの?日本にいる間に事前準備を」
ALOHAアロハ~!
2018年3月11日、本サイト「WIZ SELECT(ウィズセレ)」編集部の二人はついに結婚いたしました!
ハワイで海外挙式、そしてハネムーンを楽しんできました。
そのなかで、わたしたちが実際に行ったところ・やったこと・調べたこと・気になったことなどをお届けしていきたいと思います。
さて、ハワイでの結婚式で一番注意しておきたいこと、それは、現地でお世話になるスタッフさんへのチップ。
ご存知のとおり、ハワイは日本とは違って、チップの習慣があります。
わたしたちは日本人のうちのたった二人にすぎませんが、応対してくれた現地の方からすれば、わたしたちは日本人の代表とも言えます。
日本の礼儀・マナーと同じように、現地のチップの習慣にもなじまなければなりません。
チップは心遣い。チップをわたさなければ、礼儀・マナーがなっていないのと同じです。現地の方の給料にも関わってきますからね。
飲食店などでは最後・または最初にわたせば良いですが、結婚式の場合はいったい誰にいついくら渡すのやら、まったくわかりません。
今回は、その不安を解消すべく、わたしたちが実際にチップを渡した方、タイミング、その額について実体験をふまえてお話したいと思います。
もくじ
本題の前に
結婚式にかかわってくれるスタッフさんへ、生のお札をそのままお渡しするのは格好がつきません。
必ず事前に日本で「ポチ袋」を購入しておきましょう。そのなかに入れてチップをお渡しするのです。
100円ショップなどで揃えてOK、10枚くらいあれば全然足りるはずですよ。20$冊を1枚ずつ入れておきましょう。
また、お渡しするには新郎さまのタキシードのポケットなどに忍ばせておくのがベター。すぐに出してお渡しできます。


では本題の、誰へどのくらい準備すればいいのか、ですね。
ヘアメイクさんへのチップ
まずは到着してから結婚式前日までにウェディング会社へ行って、ヘアメイクも含めた事前の打ち合わせをします。
ここで登場するのはヘアメイクさん。事前に決めたプランに入っている回数分のヘアチェンジをすべて試してくれます。
ヘアメイクさんは、この事前打ち合わせの1日と、結婚式当日の二日間付き添ってくれます。
ですので、二日分のチップをこの時点お渡しさせていただきました。額は一日20$計算で40$。

お渡しするタイミングは「よろしくお願いします」と同時がやっぱり良かったよね。

ウェディング会社での事前打ち合わせはヘアメイクだけではありません。もちろん当日全体の流れなどの確認もします。
その際ご対応いただいたスタッフさんもいます。その方はウェディング会社のハワイ支店扱いということで通常ならお渡ししなくてもイイところですが、懇切丁寧にご対応いただいたので、そこでも10$お渡しさせていただきました。
これは気持ちの問題だと思います。お渡しする必要がなくたって、そういった心遣いを見せればスタッフさんも何かと良くしてくれますからね。
カメラマンさんへのチップ
当日は朝早くから準備がスタートします。わたしたちは朝4時30分起きでした。
というのも、朝からホテル(モアナサーフライダー)内フォトツアー。その後、東海岸ビーチでのフォトツアー、挙式・パーティー、クアロアリージョナルパークでのフォトツアー、とフォトツアーを3つ詰め込むスケジュールだったためです。
朝の6時くらいには先日のヘアメイクさんとカメラマンさんがきます。
ヘアメイクさんには先日二日分お渡ししているので必要ありませんが、カメラマンさんにはお渡ししました。額は20$。


わたしたちはビデオ撮影は入れていませんが、オプションでビデオ撮影を入れている方はその方にも当然お渡ししましょう。
運転手さんへのチップ
いよいよ出発です。ホテルの前にはながーいリムジンが。
運転手さんにもお世話になります。新婦はドレスをたくしあげ、ヘアメイクさんにフォローされながら車に乗り込むので、チップを渡している余裕などありません。
「よろしくお願いします」のご挨拶と同時にお渡ししました。額は1日往復分で20$(片道なら10$)。もちろん日本語対応でした。



挙式・パーティ会場を担当してくれるスタッフさんへのチップ
挙式会場に到着すると、3人のスタッフさんが。
あとあと気付いたのですが、お三方の役割は挙式・パーティ・その後のフォトツアーのどれかを中心に回すという分担になっていたような気がしています。
ここでは、まず挙式・パーティをメインで担当してくれるお二人へ、ご挨拶と同時にお渡ししました。額はそれぞれに20$ずつ。




聞いておいてよかった!わからなすぎるのよ、登場する人がいっぱいいて!
パーティ会場のウェイター・演奏者・フラダンサーさんへのチップ
料理やドリンクを運んでくれたり、ハワイアンミュージックを演奏してくれたり、フラダンスを踊ってくれたりと、本当にハワイを感じれるパーティで最高です。
その場を盛り上げてくれるみなさんにもチップが必要。
わたしたちの場合は、ガブガブお酒は飲まないだろうということで、料理代はすでに挙式費用のプランに入っているのですが、ドリンク代は当日加算される形式でした。
その金額をその場で清算することになります。
クレジットカードで決済しようとしたら、「チップもこの清算に乗せても大丈夫ですか?」と挙式・パーティを担当してくれているスタッフさんに聞かれたので迷わずOK。


最後のフォトツアーをメインで担当してくれたスタッフさんへのチップ
挙式会場からいてくれた、先ほどお渡ししていない3人目のスタッフさんです。
挙式・パーティでは補佐的な役割だったのでしょう。
最後のクアロアリージョナルパークでのフォトツアーではその場を盛り上げていただくとともに、家族の対応・写真撮影などをしてくれました。
この方にも遅ればせながら20$をこのタイミングでお渡ししました。


最後に
結局誰にどれくらいのチップを渡したのか、まとめると以下のとおり。
お渡しした方 | 額 |
ヘアメイクさん | 20$ |
カメラマンさん | 20$ |
運転手さん | 20$ |
家族の運転手さん | 20$ |
挙式担当の方 | 20$ |
パーティ担当の方 | 20$ |
パーティ会場のウェイターさんなど | 不明 |
フォトツアー担当の方 | 20$ |
合計で140$+いくらか、です。
高くない?!と思われる方もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
もし自分が仮に現地のスタッフさんだとして、チップのような気づかいができない人の担当になったら、なんとなく残念な気がしませんか?
逆に、そういった気遣いもしっかりできるお客さまであれば、気持ちよく仕事しようという気分になりませんか?
現に、新婦のヘアスタイルチェンジは3回まで、というプランだったのにも関わらず、実際には4回もやってくれました。
しかもカメラマンでもないのに、進んで家族やわたしたちのスマホで写真をたくさん撮ってくれたり。無償のサービスってことですよね。
スタッフさんからは、どんな場面でも気持ちよくサービスいただけてとても満足しましたし、最後の最後まで付き添っていただいて本当に感謝しています。
パーティの途中、お手洗いタイムで休憩した際スタッフさんともお話しましたが、「今日の挙式やパーティの雰囲気はとっても良い。他のスタッフもみんな、二人のことを『楽しくてステキ』って裏で話してたわよ」って。
人によってはあまりに緊張してしまったり、慣れない場で逆に沈黙になってしまったりすることもあって、目もあてられないこともあるそう。
それにひきかえ、わたしたちは朝からワクワクだったので、メイクしているときも写真撮っているときも、挙式のときもパーティのときも、カメラマンさんやスタッフさんともおもしろい会話や情報交換したりしてました。
もちろんその一日を全力で楽しむことができたと心から思います。
要は、礼儀やマナー・コミュニケーションを前提とした、こういった幸せな雰囲気や笑顔というのは、人と人とのつながりのなかではとても大事で、これがあるからこそプラン外のサービスをしてくれたりするものだと思います。
もはやチップで支払った140$が高いという感覚などありません。


いつもどおり。自然体で。リラックスして。その一日を目いっぱい楽しんでください。
結婚式は、同僚・上司・先輩、友達、はたまた家族のためにやるものではありません。自分たちのためにやるもの。
あなたが目いっぱい楽しめば、まわりからも不思議と笑顔が溢れてくるものです。
せっかくのハワイ挙式。一生に一度!いつまでも記憶に残る、良い結婚式を挙げてくださいね!
ハワイ結婚式に関連する他の記事はこちらをご覧ください👍