今回のテーマは、
「地震保険って・・・いる?いらない?!その目的と考え方」
注文住宅完成まで1ヵ月を切りました。
最後に決めることとして残っていたのが、火災保険・地震保険をどうするか問題。
セコムさんのホームセキュリティーを採用しているので、割引の効くセコムさんの火災保険でやると決めたものの、地震保険をつけるか・つけないかで迷うんですよ💦
今回は、地震保険っているのか、それともいらないのか、わたしたちなりの目的などや考え方などお話していきます👍
保険料に対する拒否感がすごい
日本は地震大国ですから、そりゃできれば地震保険にも入りたいですよ。何が起きるかわかりませんから。
でも・・・入りずらいんです・・・入りたいけど入りずらい😢
その拒否感の理由の1つ目は、やっぱり保険料が高すぎるんです。
仮に、わたしたちの注文住宅に対する火災保険・地震保険の前提条件、
- 神奈川県に新築一戸建て
- 火災保険で建物に2,400万円・家財に500万円の保険金
- 地震保険は上段の半額
- 支払いは10年一括(地震は5年一括)
- 木造H構造(準耐火も耐震もなし)
- ベースとなる保障内容のみを選択
の場合で言うと、火災保険・地震保険料あわせて、上図セコムさんのオンライン見積もり図のとおり合計39,4340円ですよ❓❗
しかも本当に納得いかない話なんですけど、合計保険料のうち地震保険だけで、約230,000円もかかっているっていう現実😢
火災保険料は160,000円くらいなのに、信じられない費用の高さなんです。
さらにさらに、火災保険160,000円分は期間10年ですけど、地震保険230,000円分は期間5年ですからね?!5年ごとに230,000円を支払うっていう・・・😵
これだけでだいぶ拒否感なわけです。
地震保険は年々値上がりしているっていうのは、ご存知かと思います💡
あ、地域によっては値下がりしているところもあるんですけどね。
上図は、わたしたちが加入する2019年1月版の、保険期間1年・地震保険1,000万円あたりの保険料の内容ですが、、、この表、まじまじと初めて見ました。
千葉・東京・神奈川・静岡が、、、全国でも一番高いんですね、地震保険料😢
表を見る限り、一番安い都道府県では11,600円ですから、同じ保険金でも3倍以上差があるんです。
わかりますよ、わかります。
南海トラフ地震が心配されているなかで、建物が密集してたり海に近い地域であれば、建物が全壊せずとも、地震による火災や津波被害がとんでもないことになりえますから・・・💦
人口密集地域なら、そりゃ保険料も高くなりますよね・・・。でも高すぎだって・・・保険料😳😳


支払保険金に対する拒否感もすごい
地震保険に対する拒否感の理由の2つ目は、支払保険金が安すぎるってこと。
だってそもそも、地震保険って設定した火災保険金額の半額までしかつけられないんですよ💦
わたしたちの場合で言えば、2,400万円の火災保険金なので、その半額の1,200万円が上限になるってこと。
いやいやいや、まずね、火災保険料よりも地震保険料のほうが高いのに、なんで保険金額は地震保険のほうが低いの❗❓って思いません❓
その程度の保険金額じゃあ、地震で倒壊して住めなくなったとき、また建て直そうと思っても無理じゃないですか。
そうなんです・・・結局地震保険金って、当面の生活を立て直すくらいの金額しか受け取れないんですよね・・・😢
もちろんないよりあったほうがイイんですけど、単純に納得がいかない。
さらに言えば、設定した保険金額、たとえば1,200万円で地震保険を組んだとしても、それが満額でるわけじゃない。
これもなんかイヤ。損保と言えば、実損填補が基本なのに💦
全損で100%・大半損で60%・小半損で30%・一部損で5%の保険金しかもらえないんです。
中途半端に建物が残っているけど住めない状態、こんな場合はどうなっちゃうわけ・・・
そんな状態ならいっそのこと、一気に倒壊して保険金受け取ったほうがマシなのかしら・・・🤔🤔
なんて考えちゃったりもするわけです。
とにかく、、、一言で言えば、とんでもなくコスパの悪い内容なんですよね・・・。


まるごと倒壊したら諦めるけど、家財に対しては使えるかも
古いオウチだと、もしかしたら倒壊しちゃうかもしれないけど、最近の住宅性能って上がっていますから、昔ほど簡単には壊れないと思うんです👍
あとは地盤の影響もありますからね、緩い地盤だったら傾いちゃうかも?固い地盤だったら、耐震等級が低くても倒壊しないかも。
隣のオウチとの間に距離があれば、火災で延焼しないかも?とか色々な条件が考えられますよね💡
さて地震が起きた場合、建物がなんとか生き残ったとしても、おそらく家の中の家財は、ただじゃすまないような気がするんですよ😱
テレビがたたきつけられる、エアコンが動かなくなる、照明が落下する、棚が倒れて中のものが壊れる、などなど。
建物が生き残っても家財にダメージがあると、やっぱりそこでそれなりの費用が発生するんですよね。
ということは、地震保険のなかでも、特に家財のほうが実は重要だったりする❓❗
そう、地震保険に入る意味って、もしかしたらこういうところにあるのかもしれません✨
というか、それならなんとか納得いくかなって、、、心のなかで。


バランスよい地震保険とその目的
たとえばね、家財のことを中心に考えて、上図のように地震保険金額を500万円に、そして家財を250万円にしたっていいわけです💡
そうすると、地震保険料は5年で120,000円くらいまで圧縮することができますから。
火災保険料と合わせて、おおよそ27万円くらいになるのかな💦
これだったら、だいぶ現実的な費用感かなあと思います😲
5年に一度23万円をはらうのか、それとも12万円を払うのか、だと、心理的も楽になるのではないでしょうか。
しかしながら、本当に建物が倒壊してしまった場合でも、微々たる生活を立て直す、そのスタートを切れる保険金を受け取れるわけです✨
さらに建物が残り、でも家財への被害が大きい場合にも保険金が降りるっていうね。
何を考えて地震保険に入るのか、その目的次第で、設定金額や保険料も変わってくるんだと思います😌
地震保険を0にするか10にするか、という選択肢だけでなく、3にする・5にする、なんて選択肢もあってもイイと思うんですよ。
もちろん・・・お金があるのであれば、フルマックスで保障は付けたほうが本当はイイんですけどね。。。わたしたち貧乏だし・・・中途半端って言わないでくださいね😢
そうそう、地震保険料は各社同じですけど、ここで示している火災保険料については、あくまでセコムさんでホームセキュリティーを申し込んでいる場合、ですからね💡
ですから、地震保険料をいくら安くおさえたとしても、他社で見積もる場合の火災保険料は、わたしたちがお示ししたものより、さらに5万円くらいは高くなるはずなので、ご注意ください😱😱
ホームセキュリティーなくても、どうやら割と安めな保険料設定になっているそうなので、一度は覗いてみるとイイかもしれませんよ✨



最後に
地震保険って・・・なんだかんだでまだ普及率3割くらいなんですよね。
7割の方々は未加入だということ。そりゃそうですよ・・・払えないですよ、保険料高くて・・・😢
それにむしろ地震よりも、本来の火災保険の支払いのほうが可能性高いって思います。
自然災害って、地震だけじゃないですもん💡
たとえば、セコムさんの保険金支払データによると、
- 風災・雹(ひょう)災・雪災 比率25%
- 建物外部からの物体の落下、飛来、衝突等 比率23%
- 給排水設備の事故等による水濡れ 比率19%
- 落雷 比率11%
- 盗難 比率10%
のほうが、身近にそれも頻繁に起こりうることなんですから。
地震保険があまりに高いもんだから、それだけに目が行きがちになるところですけど、地震保険はあくまで火災保険に付帯する特約みたいないものですから。
火災保険をまずはしっかり組み立てましょうね👍
コスパよく火災保険を申し込めますように💕
【更新しました】次のお話、セコムさんの火災保険について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】最終的に申し込んだ火災保険は↓↓の記事をご覧ください👍