今回のテーマは、
「2階お風呂のせいで折り上げ天井にできないなんて。間取り造りは慎重に」
部屋に立体感を出すための一つの手法、天井を上げたり下げたり💡
たまたまわたしたちも、勾配天井ほどでないにしろ、一部天井を上げたいなあと思うところがありまして。
しかしそれは、工務店さんの話ではちょっと難しいという結論に😨
今回は、なぜ折り上げ天井ができないのかなどについて、わたしたちの実際の間取りを見ながらお話していきます。
折り上げ天井とは
折り上げ天井とは、上図のように天井の真ん中部分を一段上げた天井のこと💡
和室にも洋室にも、相性良くはまってくれますよね。
折り上げた天井の内側に建築家照明をはめれば、フワっとしたやわらかい光が室内に広がりますし、梁見せとのコンビネーションもステキです✨
クロスの色を周囲と変えてみたり、シーリングファンを付けてみたりと、さまざまな工夫を施すことも。
こういった部屋の立体感は、視覚的にすぐわかる家のこだわりとして、できれば活用したいと思う方も多いと思います😊
空間の立体感について考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
折り上げ天井にできない理由
上図は、わたしたちの1階の間取り図です。
左上のスペースは和室リビングになっていて、緑色の部分・1,200mm四方くらいの大きさを、折り上げ天井にしたかったわけです👍
この要望が、残念ながら通らずということに😢
折り上げ天井にできなかった要因は、2階のお風呂の位置にありました😨
上図を見ればわかるとおり、1階折り上げ天井を造る位置と2階お風呂の位置が、かぶっちゃってるんですよね。
お風呂の下は、設備上配管があったりで、1階の天井を上げることができないということなのです💦
わたしたちの場合、トイレやメイン洗面台などのサニタリースペースを2階のど真ん中に持ってきてしまっているので、なおさら1階の天井を上げるのは難しいとのこと。
2階の間取りに何の影響もなければ、少しくらい天井上げても問題ないという話だったんですけどね🥶
せめて上図のように、お風呂の位置とかぶってない位置であれば、設置は可能とのこと。
でもわたしたちの場合は、リビングの一角にストリップ階段があるため、上図で言えばグレーの部分が吹き抜けになっています。
吹き抜けのキワに折り上げ天井があるなんて、逆に変ですよね💦
ということで、残念ながら折り上げ天井を諦めることになりました😨
リビングを和室にしちゃおうって考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
天井を上げるなら2階(上の階)のほうがやりやすい
2階建てであれば2階のほうが、上図のように屋根裏スペース分まで天井を上げることができます。
ですから、2階にリビングをもっていって、勾配天井で開放感を出す人も多いわけですよね✨
しかも、1階スペースもフルで使えますから効率的。
もし1階にリビングがあって、その一部が上図のように吹き抜けになってしまっていると、かなりのスペースが潰されてしまいます💦
1階リビング・吹き抜けにすると、かなり高さのある空間を造ることができますが、効率的かと言われるとイマイチかもしれません。
とにもかくにも、ホテルライク・アウトリガーなオウチをめざしているわたしたちは、2階寝室の天井を上げることに😊
勾配天井にしようかとも思った時期もありましたが、シーリングファンを取り付けたり、照明の問題もあって平天井の形状。
2階の天井裏までフル活用するとしたら、本当はロフトスペースを多数造りたいところですが、予算の問題で却下に😢
しかしやっぱり言えることは、天井を上げるなら、1階よりも2階のほうが自由がききそうということは間違いないですね👍
最後に
お風呂の位置が、まさか1階の天井にまで影響を及ぼすなんて知りませんでした。
なんとかなるだろ、くらいにしか考えてなかったので、ちょっと甘かったですね😢
でも、2階サニタリースペースが家のど真ん中にくることは、わたしたちの間取りのなかでも最重要ポイントなわけで。
そっちを優先したということです✨
間取り造りは注文住宅の肝。
これから注文住宅を建てようとしている方も、納得・満足いくステキな間取りを造ってくださいね💕
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