今回のテーマは、
「リビングを和室にしたって良くない?その名も『和室リビング』」
間取りがおおよそ決まり内装を考えていく際には、床・建具・壁・造作・クロスなど、さまざまなことを複合的に考えてかつ立体的にイメージする必要があります💡
その検討のなかで、わたしたちが至った結論は、「リビングそのものを和モダン調の和室にする」ということ。
今回は、そのような結論に至ったわたしたちの検討経過についてお話していきたいと思います👍
現在のリビングまわりの間取り
南は上・北が下の方向で、こちらは1階の間取りの一部です。1階メインフロアはガラス張りのガレージとLDKで構成されていて、広さは約21畳ほど。
赤枠の部分は一番南に面しているところで、大きな掃き出し窓と2階につながる、いわゆるリビングイン階段がついています😊
この赤枠の部分、もともとはフローリングにしようかと思っていたのですが、ここを和室にしてしまおうという案👍


もともとのLDKイメージ
ガレージをガラス張りにするので、できれば上図のように白でスッキリとまとめる予定でした。
ただ、これで1フロア20畳を使ってしまうのはちょっともったいないかなあという考えも💦
わたしたちの場合、リビングスペースはうまくすれば上図赤枠のように空間を分けることができるので、天井や床・壁も雰囲気を変えたいという考えもありました。
緑枠は先ほどの白い空間を基調として、赤枠の部分で一気に雰囲気を切替、和モダン調の和室に空間を造るという、普通ならちょっと考えずらい間取りにチャレンジしようかと😊


インナーガレージを採用した理由は↓↓の記事をご覧ください👍
和室の良いところって
日本人には「和の心」がしみついています。
旅館に行ったとき部屋が畳で座椅子だと、なぜだか落ち着く感じがしませんか?
最近はフローリングメインの家も多くなってきており、余計にそう思えるような気がします✨
また、畳スペースは踏み心地がやわらかいということも大きなメリットです。
特に子どもがいる場合、ちょこっと畳に寝かせることができますものね。吸湿性・放湿性にもすぐれています😊




間取りの最終版は↓↓の記事をご覧ください👍
和室リビングのイメージ
畳を敷き詰めてしまうと和のテストがですぎてしまいます💦
あくまで和モダン調に仕上げるためには、畳・フローリング・床の間・小上がり床(階段の1段目と連動)の4つで構成しようと思います。
畳はモダン調のタイプをもちろん選びます。
また、床の間は上段は収納スペース、下段は和のインテリアを置いて、ふかし壁から出るやわらかいライトで照らす。
また、低い位置の小さめの窓は和室ならでは雰囲気ですよね。
また、窓際を階段の一段目の高さにあわせて小上がりに。
窓際に段差を設けることで、そこにも腰掛けることもできますし、飾り棚としての役割も持たせることができます✨
もし予算に余裕があるのであれば、スキップフロアのように床を上げ下げすると、空間にメリハリもつきます。
フローリングと畳の間に段差を設けないのであれば、柱でそこを区切ってしまうこともできます。
これでフローリングと畳が一体化していても違和感なくなじむのではないでしょうか👍
窓は、和紙のようなやわらかい風合いのプリーツスクリーンなどでまとめる。
カーテンやブラインドよりも馴染みが良いかと思います💡
通常の和室と圧倒的に異なる点は、階段が伸びていること。リビングイン階段ですからね。
これも木の質感で造れば、和室リビングと調和をとることができそうです✨




和室リビングの家具について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
和室って畳はボロボロで障子はビリビリ、そんなにキレイもオシャレでもないイメージ。実家もそうでしたからね💦
でも最近では、造り方によってはかなりオシャレになってきていると思います。
だいたいのハウスメーカー・工務店さんでも、和室1室分はきっと標準仕様に入っているはず。畳って結構費用がかかるものです😲
それを「和室はいらない」で片づけてしまうのは、ちょっともったいないあと感じるようになりました。
「普通」「あたりまえ」の概念を壊していくと、新しいオウチの造り方を発見できるかもしれませんね。
ステキなリビングができますように💕
【更新しました】次のお話、リビングの天井について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】入居後1ヵ月時点のリビングの仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍