今回のテーマは、
「ホテルライク『アウトリガー』な間取り最終確定版」
ハウスメーカー・工務店さんと請負契約を結んでから約5ヵ月間。
紆余曲折しながらも、ようやく間取りが最終確定しました💡
わたしたちは、神奈川県・湘南・茅ヶ崎市に家を建てますが、そのテーマは「アウトリガー」なオウチ。
今回は、最終確定した35坪・間取りのポイントなどについてお話していきます👍
注文住宅のコンセプトを変更したお話は↓↓の記事をご覧ください👍
最終確定版間取りの全体構成
上図はわたしたちが最終確定した間取り。約35坪の大きさで2SLDKです😲
北側道路・入り口になっているため、南が上で、北が下、また右が1階、左が2階になっているのでご留意ください💦
また、赤字で引かれている照明計画は、工務店さんが設定したものなので、ここでは無視してもらって構いません。
間取りの全体を見てみると、
- 1階にはシャッター付のインナーガレージとLDK
- 2階には居室やサニタリースペースなどのプライベート空間、屋根付きのインナーバルコニー
といった構成になっています👍
通常、LDKが一番過ごしやすい空間であるよう・家の中心になるよう、間取りを造るのかもしれません。
が、わたしたちの場合は、2階プライベートスペースにこそこだわりを😊
2階だけでも生活できてしまうような間取りにしている、大きく力を入れているところはポイント💡
ちなみに、土地がそもそも35坪程度しかないため、これでも結構いっぱいいっぱい。
さらに上図のように、土地がま四角なカタチをしていないため、建物をキレイに四角で建てることができないし、縦長の建物にせざるを得ない💦
そして車を外置きにしてしまうと、どうしても建物スペースが削られてしまう。
なので、あえてインナーガレージにすることで、建物スペースを大きく確保しています💡


でもわたしたち、2階のほうが1階よりもはるかにこだわったよね。


1階ガレージ・玄関・ホールの間取り
青線の玄関ポーチ部分は2畳弱のスペース。
まわりは壁で囲まれていて、雨風の影響を受けにくくしています。もちろん潮風の影響も軽減😊
そしてオレンジの部分に、ギリギリ自転車を置けるような広さを確保しています。
玄関ポーチが斜めにカットされていますが、これも意図的👍
目の前の道路が3m幅しかないので、このように玄関ポーチをカットすることで車を入れやすく。
また、青・緑線の部分は、910mm程度2階がオーバーハングしているため、それが屋根がわりになっています✨
中途半端に庇などの玄関屋根を付ける必要はありません。


自転車はどうしても雨風に濡れないところに置きたかったんだあ。


続いてはインナーガレージのなか。
玄関に通じているドア、そしてLDKにダイレクトにつながっている、大きな掃き出し窓を付けています。
これで、荷物の出し入れもラクラクに👍
また、収納スペースを一角に設けることで、タイヤやバーベキューなどのアウトドア用品を収納できます💡
タイヤをそこらへんにゴロンと置いておいたり、ゴチャゴチャ物が散乱するのはイヤ。
だって、LDK側からもガレージのなかが丸見えになるわけですから、車がインテリアになるような空間にしたいわけです✨




ビルトインガレージについて考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
玄関に入ると、右手にはシューズクローゼットが、幅は1,600mmです💡
もしかしたらこれでも足りないかもしれません、靴の量が多すぎて。
本当は、土間収納・シューズインクローゼットを広くとることができれば、たとえばスノーボードやマリンウェアなどをかけれるのですけどね。
さすがにこの間取りでは難しいので我慢我慢💦




シューズインクローゼットについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
またシューズクローゼットの隣には、セカンド洗面としてペデスタルシンクを設置します😊
メインのサニタリースペースは2階にあるため、手洗い場として活用。トイレも目の前ですしね。




造作洗面台の仕様が決定したお話は↓↓の記事をご覧ください👍
さらにその正面のオレンジ色の部分には、コンソールテーブルを置いて、リゾート感のある雑貨なんかを飾っておきたいですね👍
冒頭に触れた、「アウトリガー」な雰囲気には欠かせません。




ちょっとでも他のスペースを広く取りたいため、トイレについては0.75畳の広さで我慢我慢😢
タンクレスにすれば少しでもスペースを広く見せれますし、そもそもトイレは長居するところでもないですから。
玄関なかは総じて、マンションに近い間取りになっていると思います💡
2階への階段もないですし、吹き抜けがあるわけでもありません。




1階LDKの間取り
1階の奥はLDKスペースのみの空間に。広さは約20畳程度です💡
緑の点線は腰壁になっているので、奥まで見渡せる空間に。
また先にもお話したとおり、ガレージとLDKの間には大きな掃き出し窓が設置されているため、空間をさらに広く見せることができます✨
さて、LDKドアを開けると、目の前にダイニングテーブルと、その奥にL型のキッチンや冷蔵庫が。
通路の目の前にダイニングテーブルを置くと邪魔じゃないの?!と思われる方もいらっしゃるかもしれません😨
わざわざダイニングテーブルを置く理由は、上図のシャンデリアペンダントライトを、その上に設置するから💕
LDKのドアを開けると、ゴージャスな雰囲気が目の前に広がる。
そして、ダイニングテーブルがくっついている壁・青色部分には、テレビを壁かけする予定です👍
加えて、ダイニングテーブルの逆サイドには、玄関と同じようにコンソールテーブルを置いて、雑貨や花瓶を乗せてホテル感を演出。
照明計画を見積もってみたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
もう一度間取りを見てみると、キッチンはあえてオープンにしています😲
キッチンを隠すのではなく、キッチンを魅せるスペースとして設置。そして、リビング側の対面式に。




決定したキッチンの仕様のお話は↓↓の記事をご覧ください👍
1階の一番に奥、そこはリビングルームになっています。
ただし、フローリングではなく、デザイン畳を使った和室リビングです👍
1階でもゴロゴロする場所を造りたいという強い要望もあり。
上図はそのイメージです。
畳部分は4.5畳分で、そのまわりは床の間を模したスペースに✨
また、南側の大きな掃き出し窓の前を1段小上がりにして、そこにも座ったりできるスペースを設けている。
その1段目は、実はリビングイン階段につながる1段目の役割を、同時に担っています👍




和室リビングを考えた際のお話は↓↓の記事をご覧ください👍
1階のスペースは以上です。
自分自身で書いていて気付くのですが、本当にスッキリしているなと✨
だって、LDK以外、余計なものが何もないのですから😲
ゴチャゴチャしている洗濯物など、汚いところを見られることもない。そういった意味では安心です。
2階ホール・バルコニー・サニタリースペースの間取り
先にお話しましたが、1階よりも2階のプライベートスペースに、わたしたちはより力を入れています👍
まずは一番左上の階段を上がると、収納スペースが2カ所。予備の布団など収納すべきものがたくさん。
そして、6.5畳のインナーバルコニーに、廊下から直接出ることができます😊
これが結構大事で、お客さまが来たときも、プライベートスペースに足を踏み入れることなくバルコニーに出ることができる。
上図のような、オシャレなアウトドアリビングをインナーバルコニーに再現したい✨
昼でも夜でも、気持ちの良い風を感じながら、ゆっくりコーヒーやお酒をいただくのです。最高ですよね。
だから、廊下からだけでなく、寝室からもインナーバルコニーに出ることができるようにしています💡




お気づきの方もいるかと思いますが、このインナーバルコニーを通じて、2階の間取りをぐるりと一周できるようになっています😲
ぐるりと一周できることは実は洗濯動線に有効なのですが、それよりもここで気付いてほしいところは、サニタリースペースが通路になっているという点👍
通常サニタリースペースはあまり広く取らないし、家の端っこで行き止まり、特に北側に追いやられてしまうことも多いのでは。
というか、ハウスメーカー・工務店さんが、そういう提案をしがちなのですよね💦
でもわたしたちの場合は、2階のど真ん中にサニタリースペースを配置しています😲
お風呂・洗面所・トイレ・洗濯機と収納棚、すべてあわせて、約8畳ものスペースを確保。
なんと、このサニタリースペースを通って、子ども部屋・寝室に入れるという間取りなのです✨
しかも、お風呂はインナーバルコニーに面しているので、お風呂からアウトドアリビングを眺めることができるのです💕
また、お風呂のドアもガラス戸にしているので、視線の開放感も抜群。




お風呂の仕様が決定したお話は↓↓の記事をご覧ください👍
2階寝室・クローゼットスペース・子ども部屋の間取り
サニタリースペースを抜けると、寝室に入れます。
寝室はすごく縦長で、北から南まで全部使っています。そのなかには、記事を書き続けるためのワークスペースや、クローゼット4つを設置💡
洋服やそれぞれの荷物がとっても多いので、クローゼットは大きく。隠したいものを隠せる空間としても重要。
青色の部分には壁かけテレビを、紫色の部分には、結婚式で使ったドレスや撮影したアルバムなどを飾る予定😊
またオレンジの部分には、お決まりのコンソールテーブルを配置し、雑貨を置いたりコーヒーテーブルとして活用します👍




ウェディングドレスを飾ろうと思ったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
上図は、ハワイのアウトリガーリーフのスイート。
こういった空間、ホテルライクな間取りをどうしても造りたかったのです😊
ホテルと言えば、寝室とサニタリースペースがくっついているもの✨
注文住宅でもそれらを隣接させることで、まるでホテルのような空間に仕上げることができる。
ホテルライクな間取りについて考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
そういった意味では、子ども部屋も同様の効力がありますね。
サニタリースペースが隣接しているわけですから。なんて贅沢な😲






寝室の冷蔵庫については↓↓の記事をご覧ください👍
1点忘れていました。
ベッドスペースは、600mm程度上げ天井にして、開放感を演出します💡
上図はアウトリガーグアムの1室。
入り口部分よりも、部屋のほうが天井が高いことにお気づきでしょうか👍
メリハリをつけることで、空間を立体的に魅せることができるのです。
このホテルライクな間取りは、動線上も非常に有効なのです💡
朝起きて、すぐに洗面台で顔を洗いトイレに行き、寝室または洗面台で化粧をして、洋服はすぐそこにあるクロ―ゼットから取り出せる。
あとは、下に降りてご飯を食べて出発という流れ。
もし1階にしか洗面台がなかったら、行ったり来たりでものすごくめんどくさいですよね😢
先ほど少し触れましたが、ぐるりと一周できる間取りだと、洗濯動線も楽ちん😊
お風呂に入るときは洗濯物をそのまま洗濯機に入れ、洗濯が終わったら廊下からバルコニーへ。
洗濯物が乾いたら、逆サイドから寝室へ入りたたみ、そのままの流れでクローゼットへ👍




最後に
アウトリガーな間取り?
アウトリガーな雰囲気になるのは「これから」です💕
やっぱり間取りの解説だけでは、すべては伝えきれないですしね。
間取りはイマイチだなあと思っても、仕上がりがすごい場合もあります。その逆もしかり。
結局は、間取りだけではすべては語りきれない、ということで👍
家具・照明・クロスにいかにこだわれるか、最後の仕上げにここから入ります。
日々楽しみながら考えたいですね。
ステキなオウチに仕上がりますように💕
【更新しました】間取りとあわせて入居後の仕上がりを見るなら↓↓の記事をご覧ください👍