今回のテーマは、
「オシャレな注文住宅を建てるために『逆プレゼン』をハウスメーカー・工務店さんにしてみよう」
誰もが理想を抱く注文住宅。オシャレに建てるために、実用的に建てるために四苦八苦。
しかし頑張ったわりに、最終的に意外にイメージと違うこともしばしば。それを避けるためにはどうすれば良いのか😢
わたしたちが取った方法は、ハウスメーカー・工務店担当者への逆プレゼンテーション。これがどんな効果を発揮するのか。
今回は、この逆プレゼンテーションをなぜする必要があるのか、その重要性についてお話したいと思います👍
もくじ
逆プレゼンテーションっていったいどういうこと
注文住宅を建てる際、ハウスメーカー・工務店さんから、「これはどうでしょう・あれはいかがでしょう」という提案があり、それに対してわたしたちがリアクションしていくというのが基本の流れかと思います。
逆プレゼンテーションというのは、簡単に上の流れの逆で、すべてわたしたちが「これはどうでしょう・あれはいかがでしょう」と、逆に提案していくということ😲
そもそも注文住宅というのは、自分たちが自由に建てることができる。
それを本質だと考えれば、ハウスメーカー・工務店さんの話なんて基本あてにせずに、すべてを自分たちで造りあがるのが理想なのではないでしょうか👍


だから、ハウスメーカー・工務店さんが、具体的に目で見てわかる状態まで持っていってあげないと伝わらないんじゃないかな。
わたしたちのプレゼンテーション方法
ただ写真を張り付けて見せてあげるだけで良いんです💡
具体的なイメージさえあれば、イメージさえ共有することができれば、この人はこんなことをしたいんだなと理解してくれますから。
できれば、なぜそのようにしたいのか、の理由をきちんと説明してあげるとより理解が深まり、共感してくれますから。
しかし、写真を見せる際は単品単品ではなく、すべての空間をまとめて見せてあげることが望ましい😊
上手は実際にわたしたちが使った資料ですが、玄関からバルコニーに至るまで、こんなふうにしたいというイメージ写真を1空間につき10種ずつ、合計20枚程度にまとめたシートです。
すべての空間をまとめて見せることで、家の全体をどうしたいのかがまとめて目で見えるようになるの、空間と空間のつながりをよりイメージしやすくなるのです👍

わたしたちはピンタレストで写真をクリップしてあるから、あとはそれを貼るだけ!


お母さん言ってたけど、新聞や広告、雑誌の切り抜きなんかをスクラップしてまとめて見せたらしいよ?
ハウスメーカー・工務店さんとのイメージすり合わせ
イメージというのは、頭のなかで描いているだけでは口でいくら説明しても、他人にはまったく伝わりません😨
夫婦間だったらまだしも、相手があかの他人であるハウスメーカー・工務店の方だったらなおさらのこと。
だから、わたしたちのイメージを、担当の方に徹底的に刷り込む必要があるのです。そのときに写真を貼り付けたプレゼンテーションシートは圧倒的に便利。
ハウスメーカー・工務店の方は、常にわたしたちだけを相手にしているわけではない、他の人の間取りや要望もたくさん聞いています💦



そしたらそのイメージに則した、もっとイイ案や話も聞けるかもしれないってことだね。
ハウスメーカー・工務店さんの違いについて考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
アイデアの実現性を確認してもらう
たとえば、リビングルームを和室にしてしまおうという案のモデル💡
デザイン性の高い畳を使い、空間の仕切りは化粧柱でコーディネート。
そしてその和室の窓際を、小上がりにするモデル😲
などなど、これらのイメージ写真をハウスメーカー・工務店の担当者に見せ、実際の間取りにあてはめると、どんどん空間のイメージが出来上がっていきます。
もちろん、そのイメージを読み取ってくれた担当者の方からは、「すべて対応できるよ」との回答が。
そのうえ、「この棚はちょうど階段下だから中吊り棚が設置できるけど、ちょっと壁をオシャレにいじるのはむずかしいかなあスペース的に」とか、「柱は天井に走らせて、さらにもう一本空中を走らせるイメージでイイんだね?」とか、イメージを共有しながら話を進めることができるし、その場でその実現性を確認することもできます😊




わたしたちの間取り最終版は↓↓の記事をご覧ください👍
専門家のアイデアを取り込む
たとえば、先ほどの和室リビングに設置される、リビングイン階段のモデル💡
これを木の素材感が一番出ている色・柄がイイなあと話していると、わざわざ材木を引っ張りだしてきてくれて、「スギみたいな木材系の色合い・柄を出すならゴムの木を塗装することで似たような風合いになるよ?それなら床や畳との色も合うんじゃないかなあ」なんてことまで。
たとえば、このペデスタル洗面台。わたしたちもセカンド洗面として1階の玄関に設置する予定。
ペデスタル洗面の設置は当然できるわけですが、「お湯まで引くかい?」とか、「壁の真ん中に見切りをつけて壁紙を張り分けることもできるよ?」とか、「天井に巾木(はばき)を付けて飾ることもね。」とか、いろいろと助言をしてくれるまでに😊
また、階段上の窓の話。
ちょっと明るさも気になっていたのでどうしようか迷っていると、「和室リビングの色合いが暗くなるのがイヤなら、階段の上の2階部分に縦長の窓をつければ光が下まで差し込むから明るさを確保できるかもね。」など👍
つまり、空間イメージが共有され、その実現性を目の前で確認してくれるうえに、一番適した素材ややり方などをすぐに模索してくれるようになった、ということ。




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最後に
次回の打ち合わせでは建具や収納を決めることになっていますが、今回のプレゼンイメージをもったうえで次回も対応してくれるはず。
そして、このタイミングがまだ「建築申請前」で良かったと心から思います😌
建築申請をしてしまうと、間取りや構造・窓を大きくいじりずらくなってしまいますから。
できれば早めに、特に家の内装イメージを担当者の方に伝えてあげると、わたしたちが得をすることもあるかもしれませんね💡
でも、こちらから提案する以上、ある程度の知識も必要。
完全に非現実的なことをいくら話していたって、答えはNOなわけですから。
情報なんていくらでも転がっている時代です。
気になることがまず調べる、そして案としてぶつける。この繰り返しで良い家になっていくのでしょうね👍
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