今回のテーマは、
「住宅展示場・モデルハウスに行く意味って本当にあるの?」
家を買おうと決めたら住宅展示場のモデルハウスに行って、各ハウスメーカー・工務店さんが建てている家を見てみる。
しかし、最初から住宅展示場に行って、何を感じれるのか・学べるのか・今後に活かせるのか、は正直疑問💦
わたしたちは、すでに請負契約を結んでいる工務店さんがありますが、ひょんなことから請負契約後に初めて住宅展示場に行きました💡
知識が備わってきたからこそわかることがそこにはたくさんあった反面、最初に住宅展示場に行っても意味がないと今は感じています。
今回は、その理由についてお話していきたいと思います。
住宅展示場のモデルハウスは建てられない
住宅展示場には5棟から10棟くらいの家が建ち並びます。
一棟一棟入ってみればわかりますが、最初はきっと感動するはず✨
なぜなら、とっても大きく広く使い勝手も良くオシャレにできている、つまり「夢のマイホーム」のイメージを強烈に感じることができるから😲
でも、割と夢はすぐ醒めます。
モデルハウスにいらっしゃる各ハウスメーカー・工務店さんの営業の方に、「この家は何坪・何㎡で、いくらで建つんですか」と聞けばわかります💡
わたしたちは先日住宅展示場に行き、4棟もの営業の方に聞いたところ、おおよそ45~50坪・150~165㎡くらいで、建物価格は4,000~5,000万円でした😨
予算上限のない方は問題ないと思いますが、一般的家庭で考えれば、土地も含めて予算は3,000万円から5,000万円の間くらいではないでしょうか。
たとえば、予算が4,000万円で、土地が2,000万円だったら、建物にかけられる金額は2,000万円ということ💦
ということは、モデルハウスのような夢のマイホームは、絶対に建てることなんてできないのです。
だから、モデルハウスの雰囲気を感じ取ったり、写真におさめて記録に残したとしても、正直あまり意味がない😢



注文住宅の予算がオーバーしちゃったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
ハウスメーカー・工務店さんの標準仕様が見えない
モデルハウスの設備は、実はとてもグレードの高い商品を使っていますし、造りも豪華なもの仕様になっています💡
つまり、そのハウスメーカー・工務店さんで標準とされる仕様から、多額のオプション費用を乗せてグレードアップしているものを設置しているということ。
窓一つとっても、標準仕様がLDKで3つ、でもモデルハウスでは6つも設置されていたりする、しかもサイズもかなり大きいもの💦
窓は高額商品で、1つ追加するだけでも普通は数万円かかるものなのです。
各ハウスメーカー・工務店さんの標準仕様が見えないモデルハウスは、いくら見ても参考にも何もならないのです😰


それだけでも数十万円オプション費用発生するかも。


知識なく住宅展示場に行っても意味がない
でも、モデルハウスはあくまでPRするためのものなので、当然豪華に造るもの。
もしその豪華な造りを見て、このハウスメーカーが良いなと思って決めたのにも関わらず、後で後悔するようなケースがあるとすれば、それは自分自身の知識不足が原因😢
自分自身に知識なくして住宅展示場に行っても、イヤな言い方をしてしまえば、ハウスメーカー・工務店さんのカモにされるだけなのです💦
たとえば、設置されているキッチン・お風呂・トイレを見たら、「このグレードだったらかなり高いな」とか。
窓の数を見て、「これはどれくらいオプション費用がかかっているのか」とか。
そういったところを自分から真の部分をつっこんでいくくらいでないと、ハウスメーカー・工務店さんを比較することなんてできないのです😨
知らない・知識がないということは、損をする可能性にもつながるのです💦


そりゃ4,000万円するわ!って納得したもん。豪華にオプション付けすぎくらい付けてるから。


知識のない状態で住宅展示場なんて行っても、絶対に何もわかないし、モデルハウスのスゴさも絶対わからないよ。
住宅展示場で取るべき行動
先にお話したとおり、モデルハウスの広さ・大きさと価格はまず確認しておきましょう。
そして何より大切なのは、モデルハウスの中身ではなく、そのハウスメーカー・工務店さんの標準仕様を確認すること👍
キッチンとかお風呂とか、目立っている設備だけではありません。
窓やサッシ・床・建具・内装・外壁・屋根など、家に使われる部材のすべてを確認するのです💡




営業の方に、「標準仕様をすべて教えてください、または資料をください」って言うだけなんだもん。
わたしたちのお世話になった工務店さんの標準仕様は↓↓の記事をご覧ください👍
住宅展示場・モデルハウスの良い活用方法
住宅展示場でモデルハウスを見て「雰囲気つかめて良かったね」では、ダメではないが正直「もったいない」です。
わたしたちはそれができませんでしたが、今思えばうまく使える方法もあったと今更ながら思う💦
それは、間取りをおおよそ自分たちで仕上げて住宅展示場に持っていき、いくらでできるのか、どんなオプション費用が発生するのかなど、具体的に話を聞くこと😲
間取りを自分では作れない、それは当然だと思います。
でも、間取りの元になる資料があったら?実は誰でも間取りを作れるようになるのです。
その方法は、展示場に行く前に各ハウスメーカー・工務店さんに資料一括請求をしつつ、同時に土地にあった間取りのサンプルを作ってもらうこと😊
わたしたちは、タウンライフさんで各ハウスメーカー・工務店さんから多くの間取りをいただいています。
そこで土地にあった建物の外枠ラインさえわかってしまえば、いただいた間取りをもとに、あとはそこにパズルのようにはめ替えていくだけ💡
その間取りを持って話を聞けば、具体的に自分の家がいったいいくらで建つのか、どの程度のグレードの家が建つのかがイメージできようになりますよ😊




住宅展示場には請負契約後でも行く価値がある
ハウスメーカー・工務店さんとの出会いは運命の出会い。
だと思っていても、恋愛と同じで隣の芝は青く見えることもあるかもしれません。
だったら、すでに請負契約を結んでいるところがあったとしても、ハウスメーカー・工務店さんを回ればイイのです。ダメという決まりはありません💦
もし、今契約しているハウスメーカー・工務店さんで、予算が足りない、対応がひどい、などがあるのであれば、違約金の支払いが発生してしまいますが、乗り換えを検討しても良いと思います👍
わたしたちも現に、請負契約を結んでいながらもハウスメーカー・工務店さんを回っています。
間取りもおおよそ出来上がってきたわけで、もしかしたらこの間取りで他のハウスメーカー・工務店さんだったら、もっと良い家が建つかもしれない、そういった希望があるからです😊


運命の人を乗り換えたほうが幸せになれるかもしれない、それは世の常。




ハウスメーカー・工務店さんの選び方について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
住宅展示場・モデルハウスのおもしろさは、知識があってこそのもの。最近になってそれを痛感しています💡
わたしたちが先日行った際は、モデルハウスの広さと価格以外は、すべて標準仕様の話しかしませんでしたよ。
オウチを建てることは本当に大変。ぜひこういったことも、夫婦で協力して楽しく取り組んでくださいね👍
わたしたち夫婦は、最近のもっぱらの趣味は「家のことを考える」です。楽しくてたまらないですよ?
展示場とあわせて、先に資料一括請求して勉強しておくことを強くおすすめします✨
ステキな注文住宅に仕上がりますように💕
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