今回のテーマは、
「注文住宅のお風呂。価格の差はどうやって決まるの?」
間取りを検討しつつ、同時に進めるべき水回り設備の選定。
どこまでこだわるかで大きく価格の差が出てくる。下手したら、理想のお風呂にするためには差額100万円以上になることも😨
その価格の差がどうやって出るのかを早めに把握しておけば、どの程度までグレードを上げたりオプションを付けれるのかがわかるため、あとで理想と現実とのギャップに悩むこともありません✨
前回はキッチンについてお話しましたが、今回はお風呂の価格の差は何によって決まるのか、確認していきたいと思います。
水回り設備のオプション費用については↓↓の記事をご覧ください👍
もくじ
お風呂のシリーズ・タイプ・広さで差がつく?
本記事では、2018年6月ごろのTOTO(トートー)さんのお風呂シリーズを見ながら話を進めたいと思います。
上から順に「シンラ」「サザナ」。見た目からもどれが一番高いかは、すぐにおわかりいただけるかと思います😲
よっぽどの高級住宅を建てるつもりがなれけば、一般的にはシンラのほうが断然高い。ベースの金額でサザナよりも50万円から100万円くらいは高いです。
それは、浴槽・浴槽エプロンやカウンターの素材がすべて人造大理石であったり、水栓機能がすべてタッチ式、また、照明もよりリラックスできるようなダウンライトがもともと組み込まれているから💦
しかしここでは一般家庭に普及している、サザナに絞ってタイプごとにどれだけの価格差が出るのか見ていきます。
PタイプからWタイプまでありますが、そのうちAとWタイプはプレミアムシリーズと位置付けられています。
それぞれのタイプで何が違うのか、それは水栓機能・浴槽の造り(FRP樹脂なのか人造大理石なのか)です😲
さきほどのシンラとサザナとの差と結局は同じで、サザナのなかでもこの二つの要素が値段を大きく左右しています。
これだけで20万円から50万円くらいの価格差が出てきます💦
また、お風呂の広さでも価格が変わってきます。
お風呂はユニットバスで空間ごと購入するわけですから、面積が大きくなればなるほど費用が高くなります😢
通常は1坪1616サイズが主流ですが、少しでも広いほうが良い、大きなバスタブ置きたい、という場合は1.25坪1620・1.5坪1624サイズも選ぶことができます。
1616サイズから1620サイズなら20万円の差、1616サイズから1624サイズなら40万円の差額が発生しますので、さきほどのタイプの選定とあわせて考えましょう💡




さあ、ここからは、お風呂にどんなオプションがつけられるかって話。まさか、暖房乾燥機が標準でついていないとは・・・
お風呂や洗面所・トイレなどを一体空間にしようと思ったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
換気扇のグレードで差がつく?
パンフレットやショールームの方の話でも最後のほうに出てくるので忘れられがちだけど、ものすごく価格差が出る換気扇。
通常、プランに組み込まれているのは換気機能しかない普通の換気扇なのです。
しかし最近では、お風呂の乾燥機で洗濯物を干すご家庭も多いはず。となると、浴室換気暖房乾燥機の設置が必須👍
価格差は各メーカーによっても違いますが、最低10万円から15万円程度かかります。
これを必須と考えたうえで、ほかのオプションをどうするか決めていくのがベターです😊






ドアのカタチで差がつく?
ドアも割と最後のほうに決めることなので、ないがしろにされがち。
こだわらなければ差額なしで細い折戸タイプで決まるのですが、おそらくこれではイヤ、という方が多いのではないでしょうか💦
開き戸くらいであれば5万円くらいの差額ですみますが、3枚引き戸や透明強化ガラス戸になると10万円から20万円程度差額が発生します😨




壁面パネルで差がつく?
壁面パネルはお風呂の外観を大きく変えます。ひと昔前のように、白い壁がベースという時代ではありません。
4色すべて同じような壁面にもできますし、1面のみをアクセントにできるプランもありますが、高いグレードのパネルを選べば10万円差額がかかります💦




照明設備で差がつく?
先ほどの壁面に加え、お風呂の照明は重要。
色合いによってはリラックス効果をもたらすので、そういう趣旨で照明を選ぶなら費用もかさみます😢
通常のシーリング照明であれば差額は発生しませんが、埋め込み型のダウンライトにすれば5万円くらい差額がかかります。
また、メーカーによってはストレートラインの照明にすることもできますが、10万円近くかかることもあります😲
そのほか、幻想的な調光をもたらしてくれる浴槽照明もありますし、浴槽だけでなく空間を調光できるものもあります。
全部オプションでつけるとしたら、20万円以上かかるでしょう💦




お風呂のブルーライトオプションについては↓↓の記事をご覧ください👍
その他細かい設備で差がつく?
ここからはあまり大きな差額がでるものではないものの、最終決定をするうえでは選択する必要があるものです。
普通は縦型のミラーが付いている場合が多いですが、横型のミラーにするだけでだいたい3~5万円くらいかかるようです。
シャワーの取り付け位置を自由に変えられるスライドバーやタオル掛けの素材でもわずかながら差額が変わってくるので覚えておきましょう。
シャワーヘッドはホームセンターなどでも購入することができますが、最初から2万円程度で入れ替えることも可能です。
収納棚の素材でも2万円程度変わってきます。




お風呂の仕様を決めたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
お風呂の価格差がつく、おおよその箇所は簡単ではありますが説明しました。
予算が限られているのであれば、我慢しなければならないこともでてくるでしょう😢
機能性をとるのか、デザイン性をとるのか、ワンポイントだけ変えるのか、などなど、よく考えてみてください。
あらかじめショールームに行って話を聞いておくと、間取りを決めるうえでも役立つかもしれませんよ💡
現にわたしたちは、透明ガラスの存在を知っていたから、ホテル仕様のような雰囲気にしたい、という結論になりましたからね。
ステキなお風呂に仕上がりますように💕
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