今回のテーマは、
「暑さ対策・寒さ対策の基本は窓から。サッシだけじゃない、ガラスそのものの種類・性能も確認しよう」
普段生活している限りではあまり意識しない「窓」。実はこの窓、注文住宅を建てたりリフォームを考える際、非常に重要になってきます。
というのも、夏の暑さの70%は窓から入り込み、冬は家のなかの暖かい空気の48%が窓から出ていくから😨
家の中を快適に保つためには、窓の性能を高める必要があります。
窓はガラスとその枠であるサッシで構成されていますが、今回は、窓ガラスの種類や効果について、考えていきたいと思います👍
単板ガラス
ガラスの層が1枚になっているので単板ガラス、またはフロートガラスと呼ばれています。
安価であるため、ひと昔前はローコスト住宅で良く利用されていたそう💦
アルミサッシとこの単板ガラスで窓が構成されている家は、夏には熱がダイレクトに室内に入り込んできますし、冬には結露悩まされることになります😢
でも最近では、ショールームの方から聞くかぎりでは、注文住宅を購入するときに標準として使用されることはないそう。


一般的な複層ガラス
ガラス2枚の間に空間を設けて、そこに乾燥空気やアルゴンガスをとじこめておくことで断熱性を高めるタイプの窓ガラス。
窓ガラスが複層になっているだけで、伝わる温度が大きく変わってきます💡
ちなみに、アルゴンガスというのは、わたしたちの周りに常にある空気よりも熱の伝導性が低いことで着目され、窓ガラスに採用されています。


Low-E複層ガラス
室外側をLow-E金属膜でコーティングすると、遮熱性も断熱性も高めることができ、部屋の空気が快適に✨
部屋の空気を快適に保てるということは、冷暖房効率も上がるわけで、光熱費も節約することができます。


さらに断熱性を高めるならサッシにもこだわりを
サッシとは窓の周りについている枠のような物。
窓ガラスだけでなく、サッシに直接伝わる暑さや寒さも室内で快適に過ごすためには必要。
最近の注文住宅標準仕様は、外はアルミ・中は樹脂サッシと、アルミと樹脂のイイとこ取りをしたハイブリットサッシが多く使われるようになっています😊
樹脂サッシが一番断熱性能が高いですが、少しでも価格をおさえたいというときには、最低でもハイブリットサッシにしておきましょう👍


って思ってたけど、よく考えたら、良い性能のガラスとサッシで、さらにアミアミがガラスのなかに入って耐火性も上がってるわけだから、だんだん納得してきた。

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最後に
注文住宅の場合は窓の標準仕様を、リフォームの場合は今自宅に設置されている窓の性能をまず確認するところから。
わたしたちは注文住宅ですが、やはり最初は見た目やカタチにとらわれてしまい、どうしても性能にまで目がいきませんでした😲
しかし、性能を不十分にすると、真夏・真冬は悲惨なことに。オシャレさだけでは現実的な生活はできません。
窓と一言で言っても、メーカーも性能もそれぞれありますから👍
自分が付けようと思っている窓の性能と、同じメーカーで取り扱っている他の製品のグレード比較くらいはしたほうが良いと思いますよ💡
わたしたちも、お庭に続く掃き出し窓くらいは、サッシをハイブリッドから樹脂にして、断熱性を高めようかなあとも考えていますしね。
ステキな窓まわりに仕上がりますように💕
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