今回のテーマは、
「廊下スペースをいかに圧縮するかで間取り・部屋の広さは変わります」
注文住宅を購入する際、繰り返し繰り返し、納得のいくまで修正し続けるのが家の間取り。
わたしたちも間取りを検討し続けて約2ヵ月弱経過しようとしています💦
いろいろなことを調べていくと、廊下スペースをいかにまとめていけるか、もスッキリとした間取りの要素として大事であることに気付く😲
さて今回は、わたしたちの間取りを実例にあげながら、廊下スペースをまとめてどれくらいのスペースを広げることができたのかを見ていきたいと思います。
スッキリとした廊下とは
ユニバーサルホームさんの「1000のひらめき」という間取りシュミレーションの結果で出てくるパターンを例にあげてみます😲
約36坪・130㎡の家なので少し大きめの間取り。1階と2階にそれぞれ赤い枠がありますが、階段も含めてここが廊下・ホールスペースになっています。
1階はリビングイン階段になっているため、家族と顔を合わせる機会も増える💡
2階は限られた廊下スペースをうまくつかい、四方にある各部屋・バルコニーに出入りすることができます。
まさに、一般的にはスッキリしている、つまりは無駄のない間取りになっていますよね👍


2階の修正前間取りは廊下が長かった
つい先日まで考えていたウチの間取り。上が南向きで縦長の土地なのです。
動線はというと、左上のリビングイン階段から2階にあがり、そこから赤い枠の廊下を通って各部屋に入れるようになっています。
実はこの間取り、先ほど例示したユニバーサルホームさんの間取りの「約2倍」の面積を廊下にさいてしまっているのです😨


2階中央部に向けて上がる階段が鉄板の間取り
もう一度ユニバーサルホームさんの間取りに戻ってもらうと、あらためて見るとやはり効率が良い。
1階の階段スペースはたったの二マス=1畳分のみ。2階スペースは部屋やバルコニーを広く配置できている😊
かといって、階段から廊下までを固めてとっているので、そのスペース自体にもある程度の開放感を確保できるし、窓があれば採光もとることができるので、非常に合理的💡


間取りを入れ替えてつながりのある空間に
修正前と修正後をあらためて比較してみましょう。
廊下の位置は壁際に置いときつつ、図面下の個室とファミリークロークの位置を入れ替えて、廊下を青点線枠分だけカット。
これにより5マス分=2.5畳分も部屋のスペースなどに回すことができました。さらに、寝室からファミリークロークまでの行き来も楽に👍
廊下を少しでも削減することで、部屋と部屋がドアでなつがっている一体感のある造りになりました😊


もし洗面スペースのトイレが使われてて行き来できないとしても、バルコニー側から回れるのがおもしろい!
ちなみに、ここにたどり着く直前の間取りはこちら。上下が切れてしまっていますが、寝室もサインたりースペースも横にならんでいたんですね。
さらにワークスペースもバルコニーも、並びになっているものの、スペース的にここしか置けない、という配置の仕方でした😰
途中から「寝室やサニタリースペースをつなげたホテル仕様にしてみよう」というところから、「アウトドアリビングとのつながり」も考え、さらに大きく変化して今に至ります💡
セオリーやあたりまえに取らわれないこと、そのなかでも生活動線など現実を意識することが大事ですね✨
お風呂・洗面所・トイレを一体空間にしようと思ったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
何度も考えたり、アイデアを吸収することをやめなければ、いくらでもどうにでもなるのが間取り。
家を建てたら、友達や同僚、親族が遊びにくるはずです。
「なにこれスゴイね!」「発想力高いなあ!」「どうやったらこんな間取りになるの?!」と言われたとき、夫婦そろって自信を持って答えられるような状態でありたいですし、みんなをビックリさせる仕掛けを造っておきたいですよね😊
一般的な住宅でいいのであれば、わざわざ注文住宅ではなくとも、建売住宅=すでに出来上がっている戸建てを購入すれば良いのですから💦
そろそろわたしたちの間取りとの戦いも終わりそうです。
また完全に仕上がったら、細かい細部の部分まで解説していきた思いますのでお楽しみに。
ステキな間取りが出来上がりますように💕
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