今回のテーマは、
「窓のサッシの種類は何を選ぶ?注文住宅の標準仕様は大丈夫?」
家を建てる際に注意することなど、親世代のみなさんからたくさんのアドバイスをいただけます。
そのなかで、「窓のサッシは良いものを使ったほうがイイ」という話が多くあります😲
とにかく窓の結露がすごいようで、その結露のせいで窓際にカビが発生したりフローリングまわりが腐ってしまったりと悲惨なことに💦
ということで今回は、窓サッシの種類と特長、そして、わたしたちがお願いしている工務店さんの標準仕様がどうなっていたか、お話したいと思います。
窓サッシの種類
アルミサッシ
アルミサッシは一般的な住宅で最も多く使用されてきました。
アルミは加工もしやすいので価格はサッシのなかでも一番手ごろ。
金属製なので耐久力が他のサッシと比べて高いため変形も起こりにくいわりに軽量で、防火性などにも優れています😲
しかし問題は先に話した結露。金属製だからこその熱伝導で、断熱性が低く冬は窓際が寒い😨


樹脂サッシ
樹脂サッシは主に寒い国・地域で多く普及されています。
というのも、アルミと比べて非常に断熱性が高いから。それは結露の防止もつながり、メンテナンスの手間もかかりません。断熱性とともに気密性も高いため防音効果もあります👍
しかもデザインやカラーが豊富なので、部屋のコーディネートとも合わせることができます。
しかし、高性能であるがゆえ価格は高め。アルミの倍くらいの予算をとっておく必要があります💡


木製サッシ
木製サッシは、その名の通り木でかたどられています。
アルミのような熱伝導性はないので結露は発生しにくい。そして、木のぬくもりを感じられるデザイン性は木製ならでは😲
しかし、気候などの影響で変形やズレが起きたり、経年劣化が他の素材よりも激しいため、短期のメンテナンスが必要になります。
価格もアルミの2倍以上するので、メンテナンスもふまえて選択することが望ましいでしょう👍


ハイブリット(複合)サッシ
近年主流になりつつあるハイブリット(複合)サッシ。
室内側は樹脂や木製で、室外側はアルミで造られていて、樹脂や木製の断熱性やデザインと、アルミの耐久性や耐候性などをイイとこどりをしている構造になっています💡


注文住宅の標準仕様
標準仕様がアルミだったらちょっと辛い、そこは差額を払ってでもそれ以上のグレードにしないとと思っていました。
が、結果としてハイブリット(複合)サッシが標準仕様として採用されていました✨
カタログを読んでいても、やはり高性能で、従来商品よりも断熱性がかなり高くなっていて、したがって冷暖房効率も上がるということ。
窓そのものの大きさも広くとられていて、デザインもスッキリ。
わたしたちの土地は準防火地域に指定されているため、残念ながら窓のカタチは選択肢が少ないなか、サッシの色はそれなりにバリエーションがありました💡
樹脂サッシが標準仕様として採用されている場合はまったく問題ありませんが、たとえばローコスト住宅をウリにしている工務店さんなどでは窓サッシがどうなっているのか、ぜひ確認してほしいところです。せめてハイブリット(複合)サッシを選択しましょう👍


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最後に
窓サッシは、わたしたちが室内で快適に過ごすために非常に重要な要素になってきます。
窓のカタチや大きさ、デザインにこだわるだけでなく、その素材にどのようなものが使われているのかも意識しましょう😊
それだけで、マイホームの窓に対する愛着もわきますし、日ごろのメンテナンスに対する意識も高まるのではないでしょうか。
家のワンパーツでしかない窓ですが、大切に扱ってあげましょうね。
ステキな窓まわりに仕上がりますように💕
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