今回のテーマは、
「LDK・和室は目線の高さに注意?!」
わたしたちの注文住宅完成まで、残り1ヵ月ちょっとのところまできました。
で、出来上がっていく中で、LDK・和室を見て、気付いたことがあるんです💡
今回は、LDK・和室の目線の高さに注目して、気付いたこと・感じたことをお話していきたいと思います👍
上棟から3ヵ月と1週の様子は↓↓の記事をご覧ください👍
わたしたちのLDKって分断されてる
上図は、わたしたちの1階の間取りと、角から撮影したその写真です。
LDK自体は20畳ちょっとあるんですけど、キッチンを対面式にしているために、空間はリビングとダイニングキッチンに、分断されている感じ👍
ダイニングキッチンの奥のスペースは、リビングとして、和室になっているっていう、ちょっと特殊な間取りなんです💦
ちなみに和室は、1段小上がりになっているわけでもなく、フローリングのレベルと同じ、フラットな状態。
さて、出来上がっていくなかで思ったんですけど、やっぱり視線が半分遮られるせいか・・・圧迫感があるんですよね😲
とても20畳ある部屋とは思えないっていう・・・
間取り上で動線を見てみると、上図のような感じ。
点線部分が腰壁になっています。
奥の和室リビングは8畳あるので、それなりに広さを感じる。
けど、、、どうしても全体の広さと考えると、空間のつながりが遮断されている感じが否めないんですよねえ😢
だから一時は、上図のように、キッチンを海外風に壁付けにしたほうが良かったのでは?!とも思ったわけです💦
このほうが動線も楽ちんになりますし、空間もひとつながりになるので20畳の広さを感じれるって。
それでも最終的にはキッチンを対面式にして、あえて空間を分断したんですけど、、、それにはある理由があることに、後付けながら気づいたんです😢




キッチンの形状については↓↓の記事をご覧ください👍
和室って小上がりになっていることが多い
純和風のオウチでもない限り、一般的には上図のように、和室ってLDKの続きで、小上がりで造ることが多いと思うんです。
この和室・・・なんでわざわざ小上がりで造るんでしょうね。
デザイン上の問題で、このほうがおしゃれだから❓
床下に収納なんかも造れて便利だから❓
確かにそういった理由もあるとは思うんですけど、一番は、リビングと和室での視線の高さを調整するため、だと思うんです💡
LDKでフローリングの場合だと、ソファやダイニングに座ったり、キッチンに立ったりと、比較的高い目線での動きになる😊
でも和室の場合だと、地べた座りや座布団座り、座いす座りのケースが大半ですよね👍
具体的なイメージで見てみると、上図のように、和室が1段から2段高ければ、立っている人との目線の高さを近づけることができる。
小上がりにすると、こーんな効果があるんじゃないかなあって思うわけです😲




リビングを和室にしようと考えたお話は↓↓の記事をご覧ください👍
和室を小上がりにすると天井も
和室はそこまで広くないから、天井は低くて構わないって考えが多いと思います。
でもわたしたちの場合は・・・和室が上図のようにリビングになっているわけです。
だから、和室を小上がりにした場合は、その小上がりにした高さの分、天井の高さも調整が必要なんですよね・・・😢
しかしさらに問題があって・・・・わたしたちの場合は、天井を高くすることができないんですよ・・・💦
うううううう、、、だって、2階にお風呂があって、床のなかを配管が通ってるから・・・😢
ってことで、和室そのものを小上がりにすることは却下になると・・・




リビングの天井の高さ・形状については↓↓の記事をご覧ください👍
目線の高さに違和感があるから分断する
ということは結局・・・先ほどの目線の高さの問題が残るんです。
もし上図のように、キッチンを壁付けにしてLDKを一体化させた場合、和室リビング側の高さとダイニングキッチン側の目線の高さに、大きなズレが生じちゃう・・・。
このズレって、、、図面じゃわかりませんけど、結構違和感があるものです😰
たとえば、和室で座っている近くに、ダイニングテーブルがあるとすると・・・
上図のように、ダイニングテーブルの下が丸見えの状態になるんですよね。これがとてつもない違和感😢
なんか、テーブル下の光景って、とてもじゃないけどおしゃれではないし、見たくもない💦
そんな光景が目に入ってくるって、、、イマイチすぎる。
ということ、結局和室リビングとダイニングキッチンを、わたしたちは分断したんです💡
こうすれば、和室リビングのなかでは座いすに座る、その目線の高さだけで過ごせる。その空間のなかに集中できる。
そしてダイニングキッチン側では、キッチンに立つ・ダイニングテーブルに座る、という目線の高さで統一できる👍
分断するほうが結局のところ、違和感はなくなるんですよ。
空間における目線の高さ、意外に重要なんだなあってここで気付きました😲
やっぱり立体感のあるなかでないと、こういうことってわからないものですね👍




和室リビングの家具については↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
LDKのように広い空間、それでいて空間をちょっと分けたい場合には、目線の高さに対する意識は、重要なことになるかもしれませんよ。
わたしたちも、実際に出来上がってきてから気付いたことですもん💦
図面上では当然のこと、3Dパースを見てもなかなか感じ取りずらい部分だと思います。
子ども部屋や寝室などの居室空間では、そこまでの広さはないでしょうから、こんな問題も生まれないのでしょうけどね😢
間取りを造る際は、ちょっと考えてみてください。
それでは、ステキな間取り造りを💕
【更新しました】次のお話、和室リビングの巾木については↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】入居後1ヵ月時点のリビングの仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍