今回のテーマは、
「斜線制限を意識しないと間取りや屋根の角度・形状に影響が」
家を建てる場所によっては大きく影響してくる斜線制限。
特に主要道から少し入った狭い小道に土地を購入し建物を建てる場合は要注意なのです😢
外観をこうしたい、間取りをああしたい、という要望に少なからず影響がありますし、できれば土地を購入する段階からあらかじめ知っておいて損はない💡
さて今回は、わたしたちも実際に直面した状況を例にあげながら、斜線制限がどのような影響があるのかを考えていきたいと思います。
斜線制限とは
簡単に言えば、目の前の道路や隣の家などの日当たり・風通りを意識して建物を建てなければいけない、なので建物の高さに一定の制限を設けているということです。
道路・隣地・北側斜線制限の3種あり、いずれも守られねばならない規制😲
これらに違反して建てようとしても、もちろんハウスメーカー・工務店さんも許可してくれません💦


購入した土地について思ったことは↓↓の記事をご覧ください👍
できればこんな外観・屋根にしたかった
正面から見るとキレイな三角の形状と屋根。
写真のように開けている場所であったり、そもそも土地が広いのであれば斜線制限にひっかかることもありません😊
もしこの家が、たとえば都心・県庁所在地の密集地にあったら、何かしらの影響を受けていたかもしれませんね💦




外観コーディネートが完成したお話は↓↓の記事をご覧ください👍
実際の土地・建物の予定は
わたしたちの土地は少しイビツなカタチをしていて、南側に向いていますが、北側道路の北側入り口で縦長。
家をうまく土地にはめつつ、さらに南側にお庭スペースを確保、インナーガレージまで設置するとなると、赤い線の引っ張ってある道路境界線のギリギリまで建物で使うしかなくなってしまうのです😢
しかも問題はこの先にあって、目の前の道路は小道になっておりその幅はたった4mしかない。正直、体感ベースで車は2台絶対にすれ違えない程度。そしてその向こう側にも家が建っています😟




玄関ポーチステップに関するお話は↓↓の記事をご覧ください👍
これでは道路斜線制限の影響を受けてしまう
道路向かい側の端っこから、1:1.5または1.25の三角のライン上に建物を造ってはいけない。簡単に言えばこれが道路写真制限。
となると、上図のように、建物正面は屋根が下がっている状態にしておかないと制限に引っかかることになってしまうのです😨
正面から屋根が徐々に上がっていき、真ん中を頂点に南側へまた下がっていくという形状に。
本当は上図の右側の写真が正面にくるほうがかわいかったのですが、残念な結果です。
2階天井までの高さが6mにもなりますから、先ほどの制限の対象となる1:1.5にあてはめると、道路幅4m:高さ6mということですでにこの時点でギリギリの傾斜なのです💦
正面から見てキレイな三角の屋根にするとなると、道路幅4m+セットバック2m=6m:高さ9m(屋根の一番高いところが8.5m)、つまり、今の間取りから2m分建物を土地側に引っ込めれば可能になるわけです。






インナーガレージを採用した理由は↓↓の記事をご覧ください👍
この状況におけるメリットは
確かに外観はキレイな三角を正面に持ってくることができませんが、それでもメリットはあるわけです。
それは南側に屋根をたっぷりのせることができる、太陽光パネルをたくさんのせれますよね💡
南側からの日差しをたっぷり浴びればきっと発電力も高いと思われます。
もしこのような外観どおりにしていたらば、ウチの土地であれば屋根が東・西に下がるわけですので、太陽光をとるにはイマイチかもしれませんでした。




でもできれば、土地を購入する時点で、あるいは間取りを考えはじめる時点でこの知識が欲しかったのは正直なところだけどなあ。
申し込んだ太陽光発電については↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
建築基準法によってさまざまな制限が定められています。
土地を購入するために不動産屋さんに連れていってもらうと思いますが、その際に法律上で気になることは何かありますか、と聞いてみるとイイと思います👍
その不動産屋さんが、本当に知識のある方であればきっとすぐに答えてくれるはずですよ。
わたしたちは今、太陽光を設置するかどうか迷っていて、やっぱりこの屋根の形状で良かったなと感じています。
当初から思っていたカタチにできなくても、きっとデメリットだけじゃないはず。メリットは何なのかも考えてみましょう✨
屋根といえば、太陽光発電・ソーラーパネルの設置。わたしたちはローンを組んでまで、導入することにしています。
その際、なんとか安く仕上げたいがために活用したのが、上図のソーラーパートナーズさん。
見積もりや説明を聞くのは無料、知っている人だけが得をするかも?!💕
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