どうしようもない梁や柱をおしゃれに魅せる工夫を考えてみる

どうしようもない梁や柱をおしゃれに魅せる工夫を考えてみる

今回のテーマは、

「どうしようもない梁や柱おしゃれに魅せる工夫を考えてみる

 

注文住宅の建築確認申請をあげるタイミングになると、いろいろと発覚するハプニング。

わたしたちも、1階LDKに、どうしても梁や柱を建てざるを得ないという状況に。

 

でもせっかくなら、それをなんとか魅せる内装に仕立てることはできないのか。

今回は、構造上どうしてもできてしまう梁や柱をおしゃれに魅せるために、わたしたちが考えたことについてお話します。

どうしても梁や柱が必要になった理由

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上図は、わたしたちの間取り図です。ご覧のとおり、1階LDK・2階居室の造りになっています。

 

ここで発生する問題は、1階LDKに柱や壁が少ない、という現実。キッチン前の壁も、腰壁の高さになっていますしね。

1階LDKだと、どうしてもこうなりがち。要は、1階が2階を支えられないということです。

 

特に、お風呂が2階のど真ん中にあるため、その真下の1階スペースがやや手薄になってしまうようです。

ですから、工務店さんが言うに、ここに構造上の梁や柱を入れなければいけない、とのこと。

あーちゃん
だろうね!!!って思ったけど。最初からそうなるとずっと思ってたけど。普通に考えて、絶対支えられないよ。
みーたん
特にお風呂って、お湯と人が入ったら、かなりの重量になるもんね。

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梁や柱で2階を支えるためには

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構造の問題をクリアするには、まず1つ、お風呂の真下・キッチンの角に強い柱を建てるということ。

 

でも別にこれは、わたしたちのなかではたいした問題ではありません。

というか、そもそもここには、化粧柱を建てるつもりでしたから。

 

 

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上図のような化粧柱で、隣の和室部分を囲もうと思っていたのです。

それが化粧柱から構造上の柱になることは、特に問題なし、同じ柱ですからね。色も塗れますし。

 

 

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しかし、これだけでは終わりませんでした。

2階を支えるためには、先ほどの柱と、上図の緑2カ所のどちらかに、太い構造上の梁が必要になる。

 

その梁が太いので、天井から梁が下に出てきてしまうようなのです。

しかも、ここの梁は見せれるものではないため、色も塗れずクロス巻きの対応になるそう。

 

具体的に言うと、

  • キッチン腰壁の上に高さ170mmの垂れ壁を造る
  • キッチンに立つ位置の上あたりに50mmの梁を出す

このいずれかを、必ず採用しなければならないという事態に。

 

 

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となると、上図の2パターンのいずれかになるわけです。

 

和室リビングを、170mmの垂れ壁で囲んで終わらせるか。

または、和室リビングは先の写真のように化粧柱・梁で飾り、その後ろに50mmの梁を出しておくか。

あーちゃん
キッチン腰壁上の対応だと、構造上の梁だから、R型(アーチ)の垂れ壁にもできないんだよね。
みーたん
垂れ壁で対応するのはやめようよ。天井を区切っちゃうと、すんごく閉鎖的・せまく感じちゃうからさ。
あーちゃん
かと言って、不自然に梁が1本出てるってのもな。なんでココだけ天井下がってるの?って思うよ。

天井にもう1本化粧柱を追加する

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だったら、構造上の梁とサイズ感を合わせて、造作で化粧梁を追加し、天井のデザインにしてしまえば良い。

そして同じクロスを巻いてしまえば、違和感はおそらくなくなります。

 

天井は、上げ・下げ天井にしたり吹き抜けにしないと、なかなかデザイン性を高めるのは難しいんですよね。

ただクロスを貼るだけで終わってしまうという。

 

わたしたちの間取りも、吹き抜けをやめて平天井にしているので、天井の工夫はどうしようかと迷っていました。

が、この化粧柱・化粧梁のおかげで、ちょっとはそれが解消されたのかなと。

 

 

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ただし、天井には照明器具が設置されているわけなので、実際にはちょっとずれたりもします。

照明に影響のないように、化粧梁を付けなければいけませんね。

 

とにもかくにも、構造上の柱や梁をつけざるを得ないということであっても、逆にデザイン性が高まる結果になりました。

 

もし1階をLDKにする場合は、こういった構造上の問題に対する対策まで、あらかじめ予測しておくとイイと思いますよ。

あーちゃん
ホっ、これなら大丈夫そうだね。むしろこれくらいの対応で済んで良かったよ。
みーたん
工務店さんが、他の構造上の柱を太いものにしてくれてるんだろうね。普通のハウスメーカーさんだったら、ここまでやってくれないもん。無理です、でおしまい。

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この発想を廻り縁にも応用して造作する

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上図は、わたしたちが大好きな、海外ホテル「アウトリガー」さんの一室。

わたしたちの注文住宅も、こんな雰囲気に仕上げたいなあと考えているわけです。

 

さてここで気になるのは、アウトリガーの天井の太い廻り縁、廻り縁というか、ただ板を貼って巻いてあるだけという感じですが。

これ、付けたいんですよ、わたしたち。

 

 

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でも、なかなか太い廻り縁付けてくれるところってないんです。

そもそもメーカー商品に太いタイプの規格もないですし、結局は費用の高い輸入品に頼らざるを得ない。

 

だったら単純に「板を塗って貼って造作してください」ってことになります。

もちろん、工務店さんの返事は「手間もそこまでかかるわけではないので、大丈夫ですよ」とのこと。

 

先ほどの化粧梁の問題を造作で解消できるなら、廻り縁だってもちろんできるわけですよね。

あーちゃん
だったらもう、2階は全部廻り縁を、板で造ってつけてもらうか。
みーたん
なんかさ、おかげで1階・2階ともに天井の工夫ができてよかったよね。

最後に

間取りは通常、1階・2階のラインが揃うが基本。

 

ラインが揃ってないと、構造上のゆがみで梁や柱を造らなきゃいけなかったり、そもそもその間取りが不可能だったり。

さまざまな支障がうまれてきます。

 

現にわたしたちも、この間取りをいくつかのハウスメーカーさんに持っていったら、残念ながら同じようにはできないとのこと。

でもそんなのイチイチ気にしてたら、お気に入りの間取りなんて一生できあがりません。

 

構造上の問題があっても、それを補うたくさん工夫があれば、きっとおしゃれなものになるはずです。

これから間取りを造る方は、ぜひこのあたりも考えながら進めてくださいね。

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