今回のテーマは、
「造作洗面台をとにかくオシャレに造るには。既製品との比較で葛藤」
注文住宅を建てる際、水回り設備を決めることはかなり重要。
ある程度標準仕様からオプションを乗せてデザイン性や機能性を高めれば、住んでて気持ちが良いものになります😊
お風呂やキッチンは割と決めやすいのですが、最後の難関である洗面台をどうするか、これが本当に迷う。迷いに迷う。
ということで今回は、洗面台を選択するにあたって、わたしたちが悶絶するほど悩んだことについてお話していきます👍
もくじ
なぜそんなに洗面台で悩むのか
新しい一戸建ての間取りでは、約8畳ものサニタリースペースを2階のど真ん中に設置する予定。
つまり、2階の核となるのがこのサニタリースペース、かっこよくキレイに造りたいところ😲
お風呂のガラスはクリアガラスをオプションでつけて、視線をお風呂の奥まで届くように。
さらには、お風呂の向こうにあるバルコニーを眺められるようになっている、まさにホテルライクの仕様✨
しかし、このようなホテルライクの空間を既製品の洗面台で飾るのは非常に難しいとわかっている、でも造作洗面台だとデメリットもたくさんあるし費用もどうなるかわからない、だから悶絶するほと悩むのです💦


お風呂に関して考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
工務店の洗面台標準仕様は
「MV」という商品、リクシルさんのL.C.という商品を工務店さん用に仕様を変えたもの💡
他のメーカーでも標準仕様がありましたが、だいたいどこでも同じような感じでした。
幅は900mmで、サイドにつくトールキャビネットなども特についていないシンプルな状態💦
それをこのサニタリースペースの緑色の部分に置くという。
この緑色の長さは最大で2,250mmくらいとれるようになっています✨




わたしたちの工務店さんについては↓↓の記事をご覧ください👍
オシャレな洗面台の既製品で差額試算すると
そこで、オシャレな洗面台、リクシルさんつながりで一番グレードの高い「ルミシス」という商品を試しに見積もってみました💡
他にラインアップがあるなかこのルミシスを見積もった理由は、1,800mmもの長さを確保し2ボウルにできるのはこの商品しかない、ということから。
ちなみに、他のメーカーさんも同様で、一番グレードの高い商品でしかこの設計はできないことが多い。
しかしこの洗面台を見積もった差額が、なんと500,000円プラスとの結果に😨






セカンド洗面について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
造作洗面台の不安と既製品のクオリティ
じゃあ造作洗面台にするしかないでしょう、という結論にわたしたちも至るだけですが、造作洗面台には不安も山ほど💦
上図のように、板を2枚張ってボウルを上におくだけで、本当に空間がオシャレになるのかは疑問。
大工さんが制作するため、ただ板を張るだけですから😢
扉を付けて収納スペースにという話になると、それは建具屋さんの仕事になりますので費用はさらに上がる。
洗面台は水はねするもの。水はねする部分にモザイクタイルなどを張る方も多いと思いますが、それでオシャレと言える空間になるのかが疑問💦
また、板と壁との間をキチッと水漏れしないようにコーキングしてくれているのかも不安。
板が水に強い加工になっているかも疑問。まさか水はねによる影響が出て木や構造までもが傷んでしまったりする可能性もあるのではないのか。
また、メーカーの保証だってあるわけではない。手作りなわけですから😰
一方で、既製品はその心配をすべて払しょくしてくれるのです✨
水はねの対策も、収納スペースも、保証もあるし、置き方によってはスタイリッシュにだって見えますから。
上図は先にも出したリクシルさんのL.C.の施工例ですが、いかがでしょうか。キレイにスペースにはまってるいるその佇まいはなかなかのものではないでしょうか💡
そう考えると、やはり既製品にオプションを加えて行ったほうがお得に安心・安全に洗面台を設置できるような気もしてくるのです😊






既製品洗面台について考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
造作でクオリティの高い洗面台・サニタリースペースを造るには
造作で造り上げるなら、水回りに適したカウンターの素材、そしてオシャレにするならその分厚さが大事なのではないかとまず気づきました。
目を付けたのは、アイカさんのスタイリッシュカウンター。
メラミンポストフォームを板に張り付けているので一定程度の防水効果もあるし、そのデザイン性も巧み。かなりの種類が揃っています💕
分厚さも60mm程度確保できるので、ボリューム感のある見た目を演出することができます👍




でもこのカウンターをそのまま張るだけじゃ、ただカウンターがキレイで、下がオープンになってるだけ。まだまだ工夫の余地があると思うんだ。
アイカさんのショールームに行ったお話は↓↓の記事をご覧ください👍
デザイン性の高い洗面台イメージを見るなら、Panasonicさんのホームページがオススメ、洗面台の工夫とゴージャスな雰囲気をつかみやすいです💡
たとえば、上図であれば、洗面台の下にローキャビネットをカウンターの位置とかぶせておくことで、ちょっとしたタオル置きやベンチにもなるかもしれません。
ローキャビネット自体に収納があるわけなので、そのスペースも確保できてしまいますよね👍




しかし、一番イメージとして近づけたいのは上図のような洗面台。
石目調の雰囲気でスッキリとした印象。洗面台はシンプルながらも、カウンターサイドの壁が分厚いためにカワイさもあわせてもっています💕
ここで一番注目すべきは、カウンターサイドの壁の分厚さ。これをどうするか。
答えは簡単で、分厚い腰壁をつくって、その壁でカウンターを挟み込んでしまえばイイのです✨
これくらいの腰壁を造るくらいなら費用はかからずに工務店さんも対応してくれるはず。




洗面台の仕様は↓↓の記事をご覧ください👍
全体を彩ってはじめて空間のコーディネートが完成します。
わたしたちはリクシルさんのタイル素材をチョイスする予定💡
床や内壁にもタイル素材を使えば、まさにホテルライクな空間を手に入れることができる。
また同時に、タイルは水回りに強いのでこの問題も同時に解決してくれます😊




ボクらの間取りで言えば、洗面台側の壁一面に貼っても5~6㎡・50,000円から90,000円くらいだと思うから、内装にこだわるなら出してもイイと思うんだ。


タイルについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
最後に
洗面台を安易に「造作で」で簡単に言ってしまうのは危険だと思います。
それは、せっかく造作でお願いしていたのに残念な結果にもなりうる可能性があるから💦
提案される内容をそのまま受け入れるのではなく、キチっと造作イメージや部材を自分自身で調べ細かく指定することで、安くかなりオシャレな洗面台に仕上げることもできるかもしれませんね✨
アイカさんのショールームは、本当に感動する場所でしたよ。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。
ステキな造作洗面台に仕上がりますように💕
【更新しました】次のお話、造作洗面台のカウンターについて考えたことは↓↓の記事をご覧ください👍
【更新しました】入居後1ヵ月時点の洗面台の仕上がりは↓↓の記事をご覧ください👍